Xcode をアップデートしてコード補完ができなくなった場合 : Objective-C プログラミング

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Xcode をアップデートしてコード補完ができなくなった場合

Xcode をバージョンアップしてみたところ、コードが補完されなくなってしまったことがありました。

それまでは、丁寧に引数の入力場所も含んた補完候補を丁寧に示してくれていたのに、あるとき、それはおろか view.subviews さえ満足に出してくれなくなりました。

出てくるものは、あらかじめ知っているような View とか alloc とかの予約語ばかりで、その登場場所もぜんぜんソースコードと関係ない感じです。

 

補完コードが出てきてくれないと、不便どころかもはや困って仕方なかったので、どうにかならないか調べてみると、解決策が見つかりました。

Xcode のアップデートなどで補完候補がちゃんと出てきてくれなくなったときには、そのプロジェクトの "Derived Data" を削除してあげると、補完候補などの情報がリセットされて復旧されてくれるそうです。

 

補完が利かなくなったプロジェクトを Xcode で開いたら、オーガナイザーを起動して、【Projects】メニューを表示します。

そこの "Derived Data" のところの右側にある【Delete】ボタンを押してあげると、Derived Data の削除が始まります。

プロジェクトのサイズが大きい場合はしばらく固まったようになりますが、放っておくと削除が完了します。

 

Derived Data を削除出来たら、まもなく Indexing 処理が始まって、これでコードの補完が正しく行われるようになりました。

コードエディタの色づきも自然に感じられるようになったので、そういったキーワード全体の認識がおかしくなってしまっているように感じた時には Dereved Data をリセットしてみると効果があるかもしれないです。

 

ただ、Xcode 4 で、日常使用の中でたびたび起こるコード補完やコードの色付けが利かなくなる場面については、この方法では直らないか、直っても直ぐにまたできなくなってしまうようでした。

このような場面では Xcode でコード補完ができなくなった場合の対処方法 で記した直し方が効果的な様子です。

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