GitLab に Google Analytics を設定する

Software Configuration Management (SCM)

GitLab の Web インターフェイスには Google Analytics のトラッキング ID を設定できるようになっていたので、Google Analytics で GitLab のアクセスを解析できるようにしてみました。


今回は、 ConoHa VPS 上で稼働している Fedora 20 にインストールしたGitLab の Web インターフェイスに Google Analytics のトラッキング ID を設定して、アクセス解析をできるようにしてみます。

Fedora 20 に GitLab をインストールしたときのお話はこちら に記してあります。

Google Analytics でトラッキング ID を作成する

まずは Google Analytics で、GitLab のアクセス解析で使用するトラッキング ID を作成します。

トラッキング ID の作成は、Google Analytics のアナリティクス設定 画面でアカウントを選択して、そのプロパティ のプルダウンメニューから新しいプロパティを作成 を選択します。

そして、GitLab へアクセスするときに使う URL などを登録してトラッキング ID を取得するボタン を押すと、画面上に "UA-55873533-2" というようなトラッキング ID が表示されます。

トラッキング ID を GitLab に登録する

Google Analytics のトラッキング ID を作成したら、それを GitLab の設定ファイルに登録します。

設定ファイル/etc/gitlab/gitlab.rb を編集して、次のようにgitlab_rails['extra_google_analytics_id'] にトラッキング ID を記載します。

## Extra customization
gitlab_rails['extra_google_analytics_id'] = 'UA-55873533-2'

編集が終わったら、次のコマンドを実行して設定内容を反映させます。

sudo gitlab-ctl reconfigure

これで設定が正しく反映されましたが、ブラウザで表示中の GitLab を再読み込みしても、トラッキング ID が挿入されているのを確認できない場合もあるようでした。そんなときは別のページに移動してみたら、確認することができました。