iCloud のカレンダーが同期されなくなった iPhone を直してみる
ハードウェアレポート
つい先日まで問題なく動いていたはずの iCloud カレンダーがなぜだか突然同期されなくなったので iPhone を復元して直してみました。
そういえば気がついてみると、これまで便利に使っていた iCloud カレンダーに登録した予定が iPhone に反映されなくなっていました。
ほんの1か月も経たない前には iMac でも iPhone でもどちらで登録した予定であっても、その両方で見られたはずなのですけど、数日前に出かけた時に予定を確認しようとしたら、登録したはずの予定が iPhone から見られなくなっているのに気がつきました。
原因は iOS 側の不良の様子
最初は iCloud アカウントが壊れたか何かを疑ってみたのですけど、調べてみるとどうやら iOS 側が何かおかしくなっている様子が見えてきました。
手元にあった iPod touch 5th を使って確認してみると、こちらはちゃんと反映される様子でした。iMac から登録した予定がちゃんと自動で iPod touch に追加されましたし、逆の場合も問題なくできました。Web から見られる iCloud を見ても iMac から登録した予定は反映されています。
それでもやっぱり iPhone には反映されてくれなくて、どうやら自分の iPhone 側だけで起こっている問題の様子です。
iPhone を工場出荷状態に戻して修復する
こういうときは iPhone 側で iCloud からいったんサインアウトしたり、カレンダーやリマインダーをオフにしたりすると直ることもあるらしいのですが、自分の場合はそれでは駄目だったので iPhone を工場出荷状態に戻して復元してみることにしました。
そうしたところ iCloud とのカレンダーの同期が再びおこなわれるようになりました。
工場出荷状態に戻す方法
iPhone を工場出荷状態に戻すには、iPhone の設定アプリの 一般
からすべてのコンテンツと設定の消去を行います。
このようにして iPhone のコンテンツと設定を全てリセットしてから、取っておいたバックアップで元通りにしてみたところ、これまで iCloud に登録してあったカレンダーの予定も含めて適切に同期されるようになりました。
ちなみに工場出荷状態に戻す前に iTunes からの復元を試してみたのですけど、それだけだと直ってくれなかったので、面倒でも工場出荷状態まで戻してあげる必要があったみたいでした。
別の方法で直せるかもしれない
こんなふうにして直したことをお話ししたところ、Facebook で友人が カレンダー同期の期間を変更すると直るかも
と教えてくれました。
同期の期間の設定は iPhone 設定にある メール/連絡先/カレンダー
から行えるようになっているようです。
この設定画面の下の方に 同期
という設定項目があります。ここで、どれくらい前のイベントをカレンダーに表示するかを指定できるようになっています。
この、同期の期間の設定を調整することで、再び同期されるようになったりするらしいです。この方法なら 工場出荷状態に戻して復元する よりずっと楽にできるので、今回みたいな問題が起こったときに、まずはじめに試してみると良いかもしれません。