YAMAHA CRW-70 を使ってみる

HARDWARE REPORT

コンパクトな CD-R を探していたら、YAMAHA の CRW-70 を見つけました。

サイズも手ごろでなかなかいい感じでした。


YAMAHA CRW-70

今までは メルコ社 の CRWU-B1210 という USB 1.1 の CD-R/RW を使用していました。めったに CD-R を使用しない自分にとって性能的には十分だったのですけど、 逆にめったに使わないためにその大きさが邪魔になってしまっていました。

今回、気兼ねなくしまっておける CD-R を探してみたところ、YAMAHA の CRW-70 というコンパクト設計の CD-R/RW ドライブを発見しました。デザイン的にも比較的自分好みだし、値段も 2 万円弱だったので思い切って購入しました。

 

対応 OS は Windows 98SE / Me / 2000 Professional 、そして箱の外には XP 対応と書かれていました。

少々気になったのが、ソフトをインストールするに当たって CD-ROM が別途必要という記載がありました。何もソフトウェアをインストールしなくてもせめて自機を CD-ROM として認識するでしょうと思いつつも、mp3 の再生に対応しているとか余計な機能が邪魔をするのか心配でしたけど、使ってみたところその辺は問題ないようでした。

箱を開けてみると、Windows 98 SE ではデバイスドライバをインストールしないといけないというような説明の紙が入っていましたので、CD-ROM が必要な状況というのは、Windows 98 SE をしようしている方のみというような感じでした。

メディアも CD-R と High Speed CD-RW の両方が同梱されているし、ケーブル類も付属しているし、B's Recorder GOLD 3.0.3 と B's CLiP もついてきたし、セット内容の方もとても満足でした。

 

MacOS X で使ってみる

いきなりですが、MacOS X へ接続してみることにしました。

というのも、MacOS 10.1 から、標準で CD-R への書き込みをサポートしたという情報を得たので、じゃあ実際に書き込むことはできるのか、というかそもそも対応機種に MacOS X がないですが、認識するのかの実験です。

とりあえず電源を入れて USB ポートへ CRW-70 を差し込んでみました。

 

そして以前に焼いてあった CD-RW メディアを挿入してみると、なにやら文字化けしながらも認識されました。さすがに書き込みはできないようです。システムメニューを覗いてみると、「CD の作成」 という項目がありましたので、CD-R 機器であることはわかっているような感じですね。

ためしに選んでみると、「始める前に空のディスクをセットしてください」 といわれました。ちょっともったいないですけど焼きこみ実験…。

ブランクの CD-R メディアを入れてみます。するとディスク作成の準備と称して、ファイルフォーマットの選択ダイアログが現れました。フォーマット形式は HFS+/ISO 9660 と MP3 CD (ISO 9660) 、そして iTunes (オーディオ) の3種類が選択できるようです。

とりあえず CD-R への書き込み機能がサポートされていて、使えそうということがわかったので、今回はここまでということにします。

 

ちなみに CD-RW が読めなかったのは保存されていたデータファイルが日本語だったからという可能性がありそうです。それでフォーマットが iso9660 だったのも何か影響があるかもしれません。

ためしに Microsoft 社の Windows 2000 Professional の CD-ROM を挿入してみたところ、正常にマウントすることができました。

 

Windows XP Professional で使ってみる

わざわざ実験する必要もないと思いますけど、今度は CRW-70 を Windows XP の USB 1.1 ポートへ差し込んでみることにします。

すると自動的に CD-RW ドライブとして認識されてすぐに使える状態になりました。それと同時に、通常の USB ポートへ高速 USB 機器が接続されたという指摘をされてしまいました。なんだかこう指摘されてしまうと、USB 2.0 にしないともったいないなぁ…、なんて思ってしまいますね。

 

Windows XP に搭載された CD-R の書き込み機能をちょっと試して見ます。

とりあえず、CD-RW ドライブで右クリックしてみると、「これらのファイルを CD に書き込む」 という項目があります。CD-RW メディアの時には、「この CD-RW の消去」 という項目も用意されているみたいです。

ためしに消してみると1分程度でデータが消えて、ブランクディスクになりました。で、適当なファイルを CD-RW ドライブへ投げ込んで書き込みを行ってみます。書き込みたいファイルを投げ込んだら、「これらのファイルを CD に書き込む」 を選択します。

ファイルフォーマットの選択はできませんでしたけど、どうやら CDFS になるようです。んで、改めてそこへ別のファイルを投げ込んでもう一度書き込みを行ってみると、ちゃんと追記ができるようでした。

 

これならわざわざ B's Recorder とかインストールしなくてもよさそうな感じですね。

でも、CD イメージも作りたいし、せっかくなので B's Recorder もインストールしようと思ったのですが、今 ADSL の調子が非常に悪いので後回しにすることにしました。