FFXI / PLAY SHEET - 赤魔道士ライブラリ - ファストキャストの性能

FINAL FANTASY XI


ファストキャストの性能

白魔道士さんとの詠唱くらべ

いつだったか、ファストキャストが常時発動という修正パッチがあたったこともあってか、お友達の白魔道士さんに、「ファストキャストっていい感じですか〜?」 なる質問をいただきました。

不覚にも^^ 即答できなかったので一緒に調べてみることにしました。調べかたはいたって簡単で、詠唱時間がとっても長い魔法のひとつのストンスキンで実験です。これを Vana'diel 時間であわせて唱えます。

 

  赤魔道士 白魔道士
強化魔法 157 147

とりあえず詠唱時間に関係あるかはわからないですけど、これが実験時の強化魔法スキルです。幸いかなり似た数値だったので、詠唱時間に影響していたとしてもそれほどは問題ないでしょう。

 

ということでさっそく実験です。といってもきっちりと時間を計ったりとかするわけではなくて、見た目的に詠唱時間に差があるかを体感するというだけですけど^^;;;

なにはともあれ結果は、魔法の詠唱時間が長いせいでしょうか、ストンスキンの詠唱時間はおよそ 2 秒ほど赤魔道士のほうが先に唱え終わることが出来ました。たった2回ほどの実験でしたけど、どちらともこんな具合で赤魔道士の勝利です。

おまけですけど、魔法の詠唱時間も短縮されると噂されるヘイストをかけた状態の白魔道士さんともういっかい勝負したのですけど、これでも赤魔道士のほうが早かったです。もっとも、ヘイストによって詠唱時間が狭まったという感じさえなかったですけど^^

 

詠唱時間の短い魔法はもっと僅差なのでしょうけど、なにはともあれ、サポートジョブに赤魔道士をつけてファストキャストを修得した白魔道士というのもひとつのステータスですねー、と思った実験結果でした。

 

ファストキャストの性能差

DigiCube 社から発売されている Vana'diel WORLD REPORT version.030625 という本に、Lv15 で習得したファストキャストが Lv35, Lv55 で効果が上がると書かれていました。

ファストキャストがレベルによって段階的に効果アップするというのは初耳だったので、ちょこっとだけ調べてみることにしました。

 

調べるにあたって利用した魔法は、ケアルIII とバニシュと、アクアベールです。試し方はマクロをつかって、/ma ケアルIII <me> → /wait 9 → /ma ケアルIII <me> という感じで行います。このため、/wait 二指定している値自体には、再使用間隔も含まれています。

アクアベールについてはファストキャストなしを試せなかったのですけど、結果は次のような感じになりました。なお、赤魔道士のレベルが Lv53 だったため、ファストキャストIII は試していません。

  ケアルIII バニシュ アクアベール
ファストキャストなし /wait 9 /wait 25 -
ファストキャスト I /wait 8 /wait 24 /wait 15
ファストキャスト II /wait 8 /wait 23 /wait 14 ※

※ まれに /wait 14 で間に合わない場合もありました。

とりあえず、微々たる差ではあるようですけどレベルによる性能アップもありそうな感じの結果となりました。ファストキャスト III があればもうちょっと明確な差がでたかもしれないのですけどね。

 

また、他の方が調べてくださった、詠唱バーのパーセンテージによるタイミングは体感的に次のような感じになる可能性が大きいそうです。参考にしてみてください。

ファストキャストなし 80 %
ファストキャスト I 70 %
ファストキャスト II 65 %
ファストキャスト III 60 %
ワーロックシャポー(AF) -5 %

 

その他の予備知識

他にも、ファストキャストで詠唱時間が短くなった分が再詠唱時間にまわされる、という情報もありますが…。これに関しては少なくとも自分の評価では、なさそうな感じがします。

確かに詠唱バーはファストキャストがあれなかれ、100% まで用意されていることに変わりないのですけど、説によるとこれが 100% になるまで次の詠唱にうつれない、すなわち再詠唱が長くなるとのことなのです。

が、体感上の検証なので正確さが損なわれるとはいえ、詠唱バーに関係なく、詠唱を終えて手を振り上げたあたりから、魔法一覧の Next の秒刻みが始まります。その秒刻み自体も、ファストキャストありとなしで異なることもなく…。

 

このことから手動時は Next が大きな意味を持つ (ヘイストだと再詠唱が縮まるところ、Next が変動しない影響で手動によるヘイストの短縮効果の恩恵は得られない) もののそれがファストキャストに左右されることはない、つまりは再詠唱時間が延長されることはないと推測できます。

またマクロによる /wait 実験自体も、誤差の範囲とはいえ実際に短縮されているところをみても、再詠唱時間が延長されない可能性は高いのではないかと思います。