次世代 Java Plug-in を無効化できない
SOFTWARE REPORT
次世代 Java Plug-in を無効化するには
法務省オンライン申請システム を利用しようと思って環境を整えていたところ、その手順の中にある "次世代 Java Plug-in の無効化" で、無効化できずにはまってしまいました。
Windows 7 環境でこのようなことが起こるらしいという情報を見つけましたけど、どうやらこれは、管理権限に関する兼ね合いと Java Plugin のバグというような噂ですけど、ともあれ次のような方法でひとまず回避できるような感じでした。
今回インストールした Java 仮想マシンは 1.6.0 Update 24 というものでしたけど、Windows 7 (x64) での使用においては、コントロールパネルでの "次世代の Java Plug-in を有効にする" という設定が上手く動作してくれない様子です。
この "次世代の Java Plug-in を有効にする" のチェックを外さないと、平成 23 年 4 月 14 日現在、法務省オンライン申請システムを利用できないようなのですけど、Windows 7 (x64) でこれを無効化しようとしてみても、チェックボックスがグレーアウトされていて、設定を変更することができなくなっていました。
これを設定するためには、まず、Java 仮想マシンをインストールしたフォルダ内の "jre6" フォルダにある "bin" フォルダー ("file:///C:/Program Files (x86)/Java/jre6/bin/") を開きます。
そして、そのフォルダー内にある "javacpl.exe" の上で右クリックをして、"管理者として実行" を選択します。
"javacpl.exe" を "管理者として実行" を選んで実行すると、コントロールパネルから実行したのと同じように、"Java コントロール" が起動しますが、この手順で実行した場合は、"次世代の Java Plug-in を有効にする" のチェックボックスが ON/OFF できる状態になっていました。
ここで "次世代の Java Plug-in を有効にする" のチェックを外すことで、設定上は "次世代 Java Plug-in" の無効化を行うことができました。
ただし、これで普通にブラウザー (Internet Explorer) を起動させても、次世代 Java Plug-in が有効になっている状態で起動してしまいます。
これは、Java の設定を行った際に "管理者" として実行していたため、ブラウザーも管理者として実行しないと、次世代 Plug-in が無効にならないことが原因のようです。
そのため、不便ではありますけれど、法務省オンライン申請システム" を利用する場合など、"次世代 Java Plug-in" が無効化されている必要がある場合には、Internet Explorer を起動する際に、そのアイコンを右クリックして "管理者として実行" を選択します。
このようにすることで、管理者としてブラウザーが実行されるので、さきほど管理者として設定した "Java コントロールパネル" の "次世代の Java Plug-in を有効にする" を無効に設定した状態で、Java 仮想マシンを利用することが可能になりました。
本来であれば管理者以外でも "次世代 Java Plug-in" を無効化できるのであればいいのですけど、それはできないようなので、"次世代 Java Plug-in" が必要なときには、このようにその都度 "管理者として実行" という手順を踏まないといけない感じでした。
手間はかかりますけれど、次世代 Java Plug-in を無効化できないよりは、ずいぶん助かるようには思います。