Personal Web Server のインストール
SERVER
Personal Web Server とは
Personal Web Server は、Microsoft Windows 98 に標準で搭載されている簡易 Web サーバです。
Personal Web Server は、Windows NT の Internet Information Server (IIS) と似た機能を持っています。Windows 98 さえ手に入れれば別途 Personal Web Server は購入する必要はないので、IIS 用のプログラムの実験・学習に最適です。
以下では、Personal Web Server のことを略して PWS と記述します。
インストール!?
【コントロールパネル】 内の 【アプリケーションの追加と削除】 のなかに、Windows 98 が標準で提供しているプログラムをインストールするところがあります。
アプリケーションの追加と削除を実行したら、現れたダイアログの中から 【 Windows ファイル 】 という項目を選択します。そしてその中の 【インターネットツール】 を選択して 【詳細】 ボタンを押すと、インターネットツールのサブコンポーネントが表示されます。
その中に Persional Web Server という項目がありますので、これにチェックを入れてインストールを開始します。
Windows 98 の CD-ROM から PWS に必要なファイルがコピーされて終了します。
通常の Windows コンポーネントの場合はこの手順を踏めばインストールは完了するのですが、どうやら PWS に関してはこれだけではだめなようです。
インストール
Windows 98 のヘルプで、PWS をキーワードにして調べてみると、どうやら PWS をインストールするためには Windows 98 の CD-ROM のなかにある PWS セットアッププログラムを直接実行する必要があるようです。
【マイコンピュータ】 から Windows 98 の CD-ROM を開いて、add-ons フォルダ → pws フォルダへと移動します。そしてその中の setup.exe ファイルを実行すると PWS のインストールが開始されます。
Microsoft Personal Web Server セットアップが起動したら、【 次へ 】 をクリックして次へ進みます。
続いてインストールするコンポーネントの種類を選択します。【 最小 】、【 標準 】、【 カスタム 】 の中から選択することが出来ますが、今回は簡単のために 【 標準 】 を選択して話を進めてきます。
【 標準 】 を選択すると、続いて WWW サービスをどのフォルダへインストールするかをたずねられます。
標準は C:\Inetput\wwwroot に設定されています。これも必要に応じて各自で設定しますが、今回はこれも標準設定のままで進みます。
以上で設定は完了です。
あとはファイルのインストールが行われてセットアップは完了します。終了メッセージが表示されたら、【 完了 】 をクリックしてコンピュータを再起動します。