Apache のドキュメントページを表示させないようにする (CentOS 5.5) : Linux の使い方
ドキュメントページを表示させない
CentOS 5.5 では Web サーバーとして "Apache" が用意されています。
この Apache をインストールしたところ、どうやら "/manual" の URL へアクセスした場合に Apache のマニュアルが表示されるように設定されているようでした。
仮想サイトを登録したような場合でも、そのドメインの "/manual" 以下へアクセスすると Apache のマニュアルが表示されてしまい、不都合が生じたことがありました。
Apache の説明書ページを表示させないようにするには、"/etc/httpd/conf.d/manual.conf" の設定を調整する必要があります。
この中で "/manual" 宛てに来たリクエストは "/var/www/manual" 内のコンテンツを返すように "AliasMatch" での転送設定がされていますので、次のように、この行をコメントアウトすることで、Apache のドキュメントページを非表示にすることが出来ます。
#AliasMatch ^/manual(?:/(?:de|en|fr|ja|ko|ru))?(/.*)?$ "/var/www/manual$1"
設定が終わったら、念のため設定ファイルの構文チェックを行います。
service httpd configtest
これで "Syntax OK" と表示されれば設定ファイルは問題ないので、次のようにして Apache に設定を適用すれば設定完了です。
service httpd reload