ハードウェアレポート
iPhone 6 & iPhone 6 Plus の本体サイズ
チョコレートで iPhone 6 のサイズを体感してみました。
に Apple 恒例の秋のイベントApple September Event 2014
で発表されたiPhone 6
とiPhone 6 Plus
ですけれど、特に気になるのはその本体の大きさです。
それについてはこちら でもお話ししましたけれど、それについてとある方がツイッターで「iPhone 6 Plus」は「ガーナチョコ」とほぼ同じ大きさ と呟かれているのが目に留まりました。
ガーナチョコレート、とりわけガーナミルクチョコレート といえば昔からお馴染みのチョコレートです。これはなかなか比較に良さそうと思って、さっそく購入しに行くことにしました。
チョコレートで iPhone 6 を体感する
ガーナミルクチョコレートと明治ミルクチョコレート
さっそく近くのローソンへ行くと、チョコレートのコーナーに「ガーナミルクチョコレート」が販売されていました。
そしてその横には、こちらも昔からお馴染みの「明治ミルクチョコレート 」が並べられていました。ガーナミルクチョコレートと比べて、ひと回りほどサイズが小さい印象です。
この大きさってもしかして…と思って両方買って帰ってみると、やっぱりそう、ガーナミルクチョコレートがiPhone 6 Plus
とほとんど同じだったのに対して、明治ミルクチョコレートはiPhone 6
とほとんど同じサイズだったのでした。
ガーナミルクチョコレートの方は、外箱が iPhone 6 Plus と比べて、横幅は 2.8mm ほど短く、縦幅は 5.0mm ほど長く、厚みは 3.0mm ほど厚くなっていました。つまり実際の iPhone 6 Plus は、ガーナミルクチョコレートとほぼ同じ大きさですが、縦に僅かに短く、もっと薄いというところですね。
対する明治ミルクチョコレートの方は、外の包み紙が iPhone 6 と比べて、横幅は 1.0mm ほど短く、縦幅は 9.5mm ほど長いのですが、包み紙にはわずかに余裕があるので、実質的には縦に 4.0mm ほど長い印象です。厚みは実物よりも 0.9mm ほど薄くなっています。つまり実際の iPhone 6 は、明治ミルクチョコレートとほぼ同じと思っておいて良さそうです。
ポケットに入れたときの印象
どちらとも大きさがほとんど同じとわかったところで、さっそくズボンのポケットに入れて、その心地を試してみました。
結果、iPhone 6 Plus も意外と、自分のズボンのポケットには余裕を持ってポケットに収まりました。椅子に座ったときには若干、存在感を感じるかなとも思うのですが、すぐに忘れます。前かがみになるとちょっと当たって気になるのですけど、すぐに気にならなくなりました。端から見る限り、ポケットに iPhone 6 Plus が入っていることも気づきません。
ポケットに入れて歩く分にはまったく気にならず、ポケットからの出し入れも問題無し、畳に座るのも、床に正座をするのも、特に問題ない感じですね。唯一気になるのはそのまま深くまでしゃがんだときですけど、これもズボンが広々とさえしていれば、端からも明らかにポケットに縦長のものが入っていることは見て取れるものの、しゃがめないようなことはなさそうでした。ズボンの質によっては厳しいかもしれません。
ただ、ガーナミルクチョコレートの箱は角ばってますけど、iPhone 6 Plus は角が大きく丸められているので、もしかすると実際はもっと邪魔になりにくくなるかもしれませんね。
そして iPhone 6 の方は、想像以上に邪魔になりませんでした。何かふとしたときに、ちょっと体に当たる感じはするかなとは思うものの、そのまま何事もなかったかのように済ませられるレベルです。深くしゃがんでも特に大きく気になることはありませんでした。
実際は明治ミルクチョコレートよりもわずかに短くなるはずなので、厚さはやや厚くなりますけど、何も心配はなさそうです。こちらも実際はもっと角が取られているので、もっと邪魔にならないのかもしれません。気軽に持つなら iPhone 6 が良さそうです。
片手で触ったときの印象
さて、もうひとつ個人的に大事なのが、片手で操作できるかどうかです。
実際に持って比べてみると、自分は手のひらが大きいせいもあると思うのですけど、これまでのiPhone 5s
と比べてどちらとも、それほど持ちにくくなる印象はありませんでした。自分は今でもiPhone 5s
をそれほど持ちやすい機種とは感じていないので、もちろんそれを踏まえての印象です。
明治ミルクチョコレートの持ち心地
まずは比べて小さい方の iPhone 6 の持ち心地ですが、こちらはかなり手軽に扱える印象でした。
あくまでも自分の手の大きさでの印象ですけど、iPhone 5s と比べて何かが違ってくる感じはしませんでした。むしろしっくり手のひらに収まる感じで、これならむしろ iPhone 5s よりも画面が広くて快適になるかもしれないな、という印象です。
片手で画面の全てに指が届くことはありませんでしたが、それについては iPhone 5s でも同じで、届かない時はちょっと持ち変えるみたいなことは必要だったので、それが不安要素になることはなさそうです。届かない範囲は以前よりも多くなるでしょうけど、きっとそれが今より煩わしいと感じることはないでしょう。
先ほどお話ししたように、ポケットに収納する面でも不安は感じられなかったので、これはなかなか良い機種かもしれません。
ガーナミルクチョコレートの持ち心地
対して大きい方の iPhone 6 Plus の持ち心地ですけど、こちらも「思ったよりは」大きくない印象でした。
自分の手の大きさであればですけど、画面の横幅は十分指が届くので、あとは縦の長さですけど、こちらも iPhone 6 と同じ印象で、持ち変える頻度はそれより多くなりそうなものの、今までもけっきょくそうだったので、それで不便とまでは感じないかなと思ってます。
そして実際に持ってみて思ったことは、背が広くなった分、持ち変えるときの安定性が良くなったような印象がします。単にガーナミルクチョコレートの箱が滑りにくいからなのかもしれませんけど、とりあえず今の段階では、ちょっと思いがけず好印象でした。
どちらが良いかは悩み中
そんな感じで、今回の iPhone の大きさは、自分にとって意外と悪くなさそうかなという印象でした。
iPhone 6 は大きさの割にかなり手軽で魅力的ですし、iPhone 6 Plus の方も利便性を考えたぎりぎりの大きさなような気がして、どちらにしようか余計に迷ってしまいました。iPhone 6 なら自分にはかなり気軽に使えるアイテムになりそうで、かなり気持ちがそちらに傾いているのですけど、アプリ制作も考慮すると iPhone 6 Plus が良いかなとも思うんですよね。
現時点では 3 倍の解像度での動作は唯一 iPhone 6 Plus でしか試せないので、これが手元にあるかないかの差はかなり大きいところです。普段使いでも大きさがネックになることはなさそうですし、総合的に判断するなら、自分は iPhone 6 Plus が適切なのかなと思えています。
iPhone 6 Plus のバッテリーの持ちも魅力的
そうそう、それと iPhone 6 Plus の方が、バッテリーの持ちが良いのもあるんですよね。
あくまでもカタログスペックなので「本当にそんなに持つのか…」という疑問はさておいて、連続待受時間で比べてみると、これまでの iPhone 5s が「10 日間」だったのに比べて、iPhone 6 では「10 日間」と変わりませんが、iPhone 6 Plus だと「16 日間」と大きく向上されているようです。
細かいシーンで見て行くと iPhone 6 も iPhone 5s よりも長い時間になっているので全体的に電池の持ちは改良されている様子ですけど、iPhone 6 Plus は特に改良が図られているようです。
自分はけっこう iPhone 5s で電池切れを気にすることが多かったので、iPhone 6 Plus のバッテリーの持ちもけっこう魅力的に感じました。