GitLab をアップデートする

Software Configuration Management (SCM)

先日に GitLab 7.6.2 をインストールしましたが、それより新しい 7.7.2 がリリースされていたので、それにアップデートしてみることにしました。


先日にこちら でGitLab 7.6.2 をインストールするお話をしましたが、そのときよりも新しい 7.7.2 がリリースされていました。

そこで練習的な意味合いも兼ねて、GitLab を 7.6.2 から 7.7.2 にアップデートしてみることにします。

GitLab をアップデートする

とりあえず GitLab 7.6.2 から 7.7.2 へのアップデートは簡単にできる様子でした。

まず、新規インストールのときと同様に、GitLab | Download GitLab Community Edition のページを開きます。

対象 OS を選択する

ここで、インストール環境にあった OS を選択します。

今回は ConoHa VPS 上で稼働している Fedora 20 にインストールしてあるGitLab をアップデートする予定なので "CentOS 7 (and RedHat/Oracle/Scientific Linux7)" を選択することにしました。

ダウンロードコマンドを確認する

OS を選択すると、GitLab をダウンロードするコマンドが、その下のDownload the Omnibus package and install everything の欄に表示されます。

curl -O https://downloads-packages.s3.amazonaws.com/centos-7.0.1406/gitlab-7.7.2_omnibus.5.4.2.ci-1.el7.x86_64.rpm

最新の GitLab にアップデートする

ダウンロードコマンドを確認したら、それを使って GitLab をダウンロードして、インストールを行います。

curl -O https://downloads-packages.s3.amazonaws.com/centos-7.0.1406/gitlab-7.7.2_omnibus.5.4.2.ci-1.el7.x86_64.rpm
sudo rpm -U gitlab-7.7.2_omnibus.5.4.2.ci-1.el7.x86_64.rpm

これで、ダウンロードとアップデートが完了しました。

どのディレクトリへダウンロードしても大丈夫です。今回は ~/src ディレクトリにダウンロードすることにしました。

設定を更新する

最新版にアップデートしたら、次の更新コマンドを実行します。

sudo gitlab-ctl reconfigure

このコマンドは、普段 GitLab の設定ファイルを更新する度に実行するコマンドと同じです。

設定ファイルは 7.6.2 から 7.7.2 にアップデートしてもリセットされることはないようで、こうすることで以前に調整した設定を引き継ぎながら、GitLab を最新の状態に更新できる様子でした。