Linux の使い方: Linux のホスト名を変更する (CentOS 5.4)


ホスト名を変更する

Linux システムのコンピューター名を変更するには、ディストリビューションに応じてやり方が異なってくるようです。

CentOS 5.4 のホスト名を変更するには、"/etc/sysconfig/network" 設定ファイルを編集します。Linux には標準で "hostname" というホスト名の設定コマンドが用意されていますが、そちらは使用しません。

HOSTNAME=host1.station.ez-net.jp

"/etc/sysconfig/network" ファイルの中の "HOSTNAME" に、設定したいコンピューター名を設定します。

 

後は Linux システムを再起動することで、ホスト名が変更されます。

service network restart

実際に変更されたかどうかは、"hostname" コマンドを実行することで確認できます。

他のディストリビューションについては、以前に EZ-NET: コンピュータ名を変更する にも記したことがありましたので、こちらも何か参考になるかもしれないです。

 

なお、ここで設定したホスト名は "mail" コマンドなどでメールを送信する際に "username@host1.station.ez-net.jp" というように、送信元アドレスとしても使用されることがあります。

ここが "localhost.localdomain" 等の無効なドメインになっている場合、システムから送信したメールが相手先のメールサーバーで拒否されてしまうこともあります。その際、相手先のサーバーからは "Real domain name required for sender address" という通知がされて拒否されます。