ARC を有効にする - Automatic Reference Counting
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Automatic Reference Counting を有効にする
ARC (Automatic Reference Counting) を有効にするには、LLVM コンパイラーにオプションとして "-fobjc-arc" を指定します。
Xcode の場合は、4.2 から搭載される Apple LLVM compiler 3.0 で使用できます。プロジェクトの "Build Settings" から設定できる、"Apple LLVM compiler 3.0 - Language" カテゴリ内の "Objective-C Automatic Reference Counting" を "YES" にすることで有効になります。
それと、Objective-C 例外を使ってプログラムを制御したい場合には、例外発生時にも ARC がしっかり働くように、LLVM にオプションとして "-fobjc-arc-exceptions" フラグを設定する必要があるようでした。
なお、この "-fobjc-arc-exceptions" オプションは、拡張子が ".mm" の Objective-C++ コードをコンパイルする場合には、標準で設定されているとのことなので、Objective-C++ コードであれば、このフラグを設定しなくて大丈夫です。