CSV Editor Version 1.2 説明書

MANUAL

MacOS X でも動作する Macintosh 用の簡易 CSV エディタ Version 1.2 の操作説明書です。


説明書

エディタの起動

MacOS 9

EzCSVEditor.PPC が、MacOS 9 用のバイナリです。PowerPC を搭載した Macintosh で利用してください。

このアイコンをダブルクリックすることで、CSV Editor が起動します。また、このアイコンへ CSV ファイルを投げ込むことで、エディタ起動時にそのファイルを開くこともできます。

 

MacOS X

EzCSVEditor.OSX が、MacOS X 用のバイナリです。

このアイコンをダブルクリックすることで、CSV Editor が起動します。また、このアイコンへ CSV ファイルを投げ込むことで、エディタ起動時にそのファイルを開くこともできます。

 

基本操作

カーソルの移動

移動先のフィールドをマウスでクリックすると、そのフィールドへカーソルが移動します。

他に、下記のキー操作でカーソルを移動することも出来ます。

 

tab 右のフィールドへ移動します。
shift + tab 左のフィールドへ移動します。
enter 次の行の一番左のフィールドへ移動します。
shift + enter 前の行の一番左のフィールドへ移動します。
command + ↑ 上のフィールドへ移動します。
command + ↓ 下のフィールドへ移動します。
command + ← 左のフィールドへ移動します。
command + → 右のフィールドへ移動します。

 

データの入力

入力したいフィールドへ移動して、データをキーボードから入力します。

フィールドへ移動すると ActiveCell の欄に選択されたフィールドのデータが表示されますので、そのデータを書き換えます。書き換えた内容は即座にフィールドに反映されます。改行を含むデータを入力したい場合には、「改行を含めたデータの入力」 というボタンを押して、編集用ウィンドウで行います。

入力を間違えてしまった場合、メニューから 「取り消し」 を選択することで、元に戻すことが出来ます。

 

メニュー

ファイル

新規作成

あたらしい CSV ドキュメントを作成します。

開く ...

既存の CSV ドキュメントを開きます。

情報 ...

現在開いているファイルの情報を見ることができます。この情報は参照用で、書き換えることはできませんので気をつけましょう。

保存

編集中の CSV ドキュメントを保存します。保存時の形式は、「情報」 メニューで表示される形式が採用されます。

ファイル名がつけられていない場合はファイル名をつけるダイアログが現れます。最後に保存してから文書に変更がない場合には選択できなくなっています。MacOS X 環境で保存に失敗してしまうような場合は、英語のファイル名に付け直してみてください。

別名で保存 ...

CSV ドキュメントを別の名前で保存します。保存時の形式は、「情報」 メニューで表示される形式が採用されます。

別の名前で保存しても、元のファイルはそのまま残ります。ファイル名変更後は、変更した後のファイルが編集対象となります。

標準形式で保存 ...

CSV ドキュメントを、形式を指定して別の名前で保存します。

標準 CSV ファイル (.csv)

一般的に広まってる、カンマ区切りのテキストファイル形式である、CSV 形式でテキストを保存します。基本的にこの CSV エディタは、この形式を標準の形式として使用します。

選択できるファイル形式は、一般的な CSV 形式のみです。別の名前で保存しても、元のファイルはそのまま残ります。ファイル名変更後は、変更した後のファイルが編集対象となります。

特殊形式で保存 ...

CSV ドキュメントを、形式を指定して別の名前で保存します。 標準形式とは違って、作者自身の環境に特化していたり、独自形式だったりするのでまず利用用途がないかと思います/汗

Encoded-CSV ファイル (.ecsv)

インターネットの世界でよく利用されている Base64 エンコードを利用して、それぞれのフィールドをエンコードします。

Printable-CSV ファイル (.pcsv)

インターネットの世界でときどき利用されている Quoted-Printable というエンコード方法を利用して、それぞれのフィールドをエンコードします。

MixEngine Configuration File (.mixcf)

個人的に製作中のプログラムの設定ファイルを出力するためだけに用意したファイル形式です。まさに自分専用の機能なので、一般の方は利用価値ゼロです。

これらはすべて非標準のファイルですので気をつけてください。普通はこれらは使用しません。

閉じる

そのウィンドウで開いている CSV ドキュメントを閉じます。

編集中でまだ保存されていない場合には、閉じる前に保存するかどうかを尋ねてきます。

 

編集

取り消し

文書の状態を一つ前の変更状態に戻します。

間違ったデータ操作をしてしまったときに、この機能を使って取り消すことが出来ます。連続してこの機能を使用することで、2つ前、3つ前と、状態を前へ前へと戻すことが出来ます。

 

フィールド

行の挿入

現在選択されているフィールドの行に、新しい行を追加します。

列の挿入

現在選択されているフィールドの列に、新しい列を追加します。

行の削除

現在選択されているフィールドの行全体を削除します。

列の削除

現在選択されているフィールドの列全体を削除します。

 

オプション

メモリ解放
UNDO バッファ

現在蓄えられている UNDO バッファ (一つ前の手順に戻すための記憶領域) を解放します。これによって使用メモリを解放することができます。ファイルを閉じたときにも、自動的に UNDO バッファは解放されます。

 

ヘルプ

バージョン情報

バージョン情報を表示します。

 

各項目の説明

Location:

表示されているフィールドの左上が、実際のデータの何番目に位置しているかを示します。横、縦の順に並んでいます。

 

Active Position:

現在選択されているフィールドが、実際のデータの何番目に位置しているかを示します。横、縦の順に並んでいます。

 

ActiveCell:

現在選択されているフィールドのデータです。ここを編集することで、データを変更することが出来ます。

 

Cell Length:

現在選択されているフィールドに記録されているデータの文字数です。全角文字も半角文字もそれぞれ1文字としてカウントします。

 

Undo Count:

何回 「取り消し」 処理が出来るかを示します。ここに表示されている回数だけ、変更を取り消すことが出来ます。