LUMIX DMC-FX2-S を購入してみる

HARDWARE REPORT


デジタルカメラを買い換えてみる

今までは FUJIFILM 社の FinePix 1300 というデジタルカメラを使ってました。

あまり写真には興味がなかったのですけど、ときどきこのサイト用の写真を取ったりする目的で購入した…ような気がします。とりあえず普通に使っていたのですけど、このたび新しいものに買い換えてみることにしました。

 

理由として大きかったのが、この FinePix 1300 というカメラは単三乾電池 4 本で動作するのですけど、これがけっこうすぐになくなってしまうのでした。

ときどき使用する程度だったため連続稼動でどれくらい持つかはわからないのですけど、久しぶりに使おうと思ってみると電池が切れているということしばしば。その度に電池を交換するのもなんだかもったいなかったので、途中から AC アダプタを購入して使っていたのですけど、それはそれで便利なような不便なような感じでした。

そして、乾電池仕様だからかただ旧式だからか本体が大きめで、時々持ち歩きたいと思っても、電池の問題とも相まってなかなかそうも行かなかったのも理由のひとつなのでした。

そんな感じなのでデジタルカメラについて詳しい事はわからないのですけど、ともあれ素人なりのデジタルカメラの購入話でも書いておこうかと思います。

 

Panasonic LUMIX DMC-FX2-S

条件は、とりあえず撮れることと、小さいこと、そして乾電池ではないこと、これくらいでした。

乾電池も切れてしまったときにコンビニなりですぐ購入できるという利点もあるとは思うのですけど、でも持ち運ぶのが少ない自分としてはバッテリーの方がたぶん勝手が良いのではないかなと思いつつ…。

そう思いつつ、それ以外は特に気にせずに Panasonic から販売されていた LUMIX DMC-FX2-S というものを購入することにしてみたのでした。決定打は単純ですけど、小さくて軽いことと、バッテリー稼動であるということ。

もう少し安いものもあったのですけど、この製品は手振れの強さをうたっていたので、これで良いかな…とか思いつつ。

 

そんな感じで、使えれば良いくらいの気構えだったからか、珍しくほぼ何も知らずに購入でした。

なのでさっそく家に持ち帰って、バッテリーを充電しつつ、気になる仕様を (いまごろ) チェックしてみました。画素数は 400 万画素、光学 3 倍ズームの、静止画 (写真) の他に動画も撮影可能 (ぱらぱら漫画?) などなど。USB ケーブルも付属していて、パソコンに繋ぐことも普通に出来るみたいです。

とりあえず説明書に SD カードの容量と記録可能枚数の表があったので、引用しておきます。

16 MB 32 MB 64 MB 128 MB 256 MB 512 MB 1 GB
ファイン 8 枚 17 枚 35 枚 71 枚 143 枚 288 枚 554 枚
スタンダード 16 枚 33 枚 69 枚 139 枚 278 枚 561 枚 1079 枚

 

バッテリーについてですけど、とりあえず充電時間は 2 時間の…、それ以外は、撮影可能枚数 130 枚の、再生時間 120 分と書かれていました。

再生時間というのは連続稼働時間のことなのでしょうか。なんだか短そうな気もしますけど、でもそんなに長く電源を入れておくこともないでしょうから、この程度で問題ないのかもしれないですね。それよりも、電源を入れていないときにどれくらい持つのかが、個人的には少し気になるところです。

それとこの DMC-FX2 は、バッテリーを充電する場合、一度バッテリを取り外す必要があるとのことでした。本体に AC アダプタを挿したりとかは出来なくて、専用のバッテリーチャージャにての充電となります。これではなんだか、充電式乾電池を充電するのとあまり手間が変わらないかな…とか、出来ればそのまま充電できたら良いのになとも思いつつ。

でも当たり前なのかもしれないですけど、液晶画面にバッテリーの容量メータが表示されるとのことなので、それがあれば適度な頃合を見計らって充電できそうなので良いかもしれないですね。以前に使っていたデジタルカメラは、電池が無くなるまで判らなかったので、それと比べれば断然使い勝手が良いはずです。

それに、バッテリーチャージャがそれなりに小さいのも良い感じでした。コードとかも無くて、コンセントに直に指す感じのものなので、もし持ち運ぶにしても邪魔になることなく、バッテリーチャージャも持って出かけられそうな感じでした。

 

充電も終わったので、さっそく LUMIX DMC-FX2 本体にバッテリーと SD カードを差し込んで、電源を入れてみることにしました。SD カードは 16MB が付属していましたけど、今回は別に購入した 128MB のものを差し込んでみます。

SD カードは逆には挿せない仕組みになっていましたけど、バッテリーの方はとりあえず逆にも挿せるようなので、それだけ簡単に注意しつつ…。そして電源を入れてみると、液晶画面にすっごく鮮やかな景色が映し出されたのでした。

 

最初は時計が設定されていないので、まずはそれを設定してしまいます。

[MENU] ボタンを押すと撮影関連の設定画面が現れるので、その一番上の 「撮影」 のところで右ボタンを押して、セットアップ関連の画面に切り替えます。 そして下へ移動して行き、2ページ目にある 「時計設定」 のところで右ボタンを押します。

そして今日の日付を設定して [MENU] ボタンを押せば、時計の設定は完了でした。

 

とりあえず写真を撮ってみると、以前のものと比べてシャッターを切ってから画像が記録されるまでの時間も、1 秒くらいは待たされる感じですけど、それでも前よりだいぶ短くなったし、何より画像が鮮明だし非常に細かいしで、すごかったです。

もっと綺麗に撮れるものもあるのでしょうけど、普通に使う分には、素人が使う分には十分すぎる性能でした。