DVD-MULTI 対応の LF-D521JD を購入
HARDWARE REPORT
Panasonic LF-D521JD
Panasonic から今日(2002/12/14)発売された DVD-MULTI 対応の DVD ドライブが発売されたので購入しました。
選んだ理由はなんといっても Panasonic 製であるところです。別に何がすごいとかは分らないのですけど、今まで購入していた DVD-RAM ドライブは2台とも Panasonic だったので、なんだか個人的に安心感があります。
あ、それとカートリッジ式の DVD-RAM が使えるというのも選んだ条件の一つでした。なんとなくカートリッジに入っていた方が安心感がありますし、いままで使っていたものはいちおう取り出せますけどカートリッジ式をあえて選んでいたので。
最終的に購入は Sofmap 町田店さまになりました。他にもいくつかまわったのですけど売っていたのがここだけだったので^^;;
でも、Sofmap さまへは 18 時過ぎに行ったのですけど、「本日発売 10 台かぎり」 と書かれたシールが貼られた箱が3つほどありました。意外と出ないんですね^^;;;
ちなみにそのまえに行った ヨドバシカメラ 町田店さまでは Panasonic の DVD-RAM/R ドライブが山のように目立つ位置におかれて売られてました。本日 DVD-MULTI 対応版の発売を感じさせない勢いです^^;;; ただ、午前中くらいまではちゃんと LF-D521JD が売ってあったらしいです。駅からすぐ近くだったので早々と売れてしまったんですね。
今回の LF-D521JD は DVD-MULTI 規格のものですのでたくさんのメディアに対応しています。
メディア | 種類 | 書込 | 読込 |
---|---|---|---|
DVD-RAM | 片面 4.7GB / 両面 9.4GB | x2 | x2 |
片面 2.6GB / 両面 5.2GB | x1 | x1 | |
片面 1.4GB / 両面 2.8GB | x2 | x2 | |
DVD-R | 4.7GB for General Ver.2.0 | x2 | x6 |
4.7GB for Authoring Ver.2.0 | - | x6 | |
3.95GB for Authoring Ver.1.0 | - | x6 | |
DVD-RW | 4.7GB Ver.1.0 | - | x6 |
4.7GB Ver.1.1 | x1 | x6 | |
DVD-ROM | シングルレイヤー | - | x12 |
デュアルレイヤー | - | x6 | |
CD-R | 一般 | x12 | x32 |
CD-RW | 一般 | x4 | x24 |
High Speed | x8 | x24 | |
CD-ROM | 一般 | - | x32 |
と、説明書を見るとこんな感じに書かれています。ちなみに、DVD の1倍速は 1,385kB/s 、CD の1倍速は 150kB/s だそうです。
DVD-RAM を付属の B's Recorder GOLD5 BASIC を使って書き込めばベリファイレス設定で書き込み速度を向上できるようですけど、その後も B's Recorder を通して書き込まなくてはいけないようなことが書かれていました。
まずは取り付け
今回は AOpen 製の A340A というアルミ製のスリム PC ケースへ取り付けます。
このケースへ以前に LF-D221 を取り付けてあったので特に難しいことはありませんでした。が、初めて付ける場合は A340A 専用のスライダ金具にちょっとした加工が必要なので気をつけましょう。
その辺りは EZ-NET レポート: PC ケース A340A を購入 あたりを参考にしてみてください。
また、今回あったのですけど、LF-D521 をほんのちょっと手前に出しすぎると、ボタンを常に押してしまったり、イジェクトボタンを押したときに、トレイがちょっと出てきてすぐに戻ってしまうなどというようになってしまったりするので気をつけましょう。
うまく取り付けられれば、問題なくイジェクトボタンで快適に出し入れできるようになります。
そしてもうひとつ、そういえば今回は Ultra ATA/66 なのでした。
ケースを開けてはっとしたのですけど、そういえばケースについているケーブルはフラットケーブルではなくスリムケーブル。しかもセカンダリ IDE の方は ATA/33 用のケーブルでした。
一緒に買ってこれればよかった…、と思いつつ、とりあえずはあまっていたフラットケーブルを使っておくことにしました。幸い、窮屈ながらも1本程度ならばフラットケーブルもなんとか配線できました。
以前にハードディスクでなのですけど、Ultra ATA/66 のディスクを、ま、なんとかなるでしょ〜、みたいな感じで Ultra ATA/33 のケーブルでとりつけたところ、さんざんな書き込みエラーが出たことがありました。
CD-ROM 系の接続には Ultra ATA/33 のケーブルが使われている場合があったりしますので気をつけましょう。
ドライバのインストール
今回は Windows XP Professional のインストールされたパソコンに取り付けたので必要ない可能性もありますけど、付属していたドライバをインストールすることにします。
いちおう、旧版の LF-D221 のドライバもインストールしてあったので、念のためこれをまずアンインストールすることにしました。
「プログラムの追加と削除」 から、「DVD-RAM ドライバー」 を選択して 「変更と削除」 ボタンを押して関連ファイルを削除し、コンピュータを再起動します。
そして付属してきた CD-ROM を挿入して 「DVD-RAM ドライバ」 をインストールします。
インストール後に表示された ReadmeXP.txt によると、LF-D521 に対して Windows XP の CD-R 書き込み機能が有効になっていると DVD-RAM への書き込みができないそうです。
この辺りはドライブのプロパティにて調整できるそうです。とりあえずインストール直後は無効に設定されるようでした。
ドライバのインストールが終わったら、コンピュータを再起動します。
ついでに、CD-RW をパケットライトで利用すると便利そうだったので、付属ソフトの B's CLiP5 をインストールしてみました。 こちらもインストール後、再起動で完了します。
DVD-R に書き込んでみる
さっそく DVD-R に書き込みを行ってみました。
最初は アーク情報システム さまの CD 革命 Virtual Pro 6.5 をつかって書き込んでみようかと思ったのですけど、使い方がよく分らなかったのでとりあえず、LF-D521JD にバンドルされていた B's Recorder GOLD5 BASIC をつかってみることにしました。
ので、まずは B's Recorder GOLD5 BASIC のインストールを行ったのですけど、Windows XP の場合は Administrator 権限でないとインストールできないとのことでインストールできません。
一応、自分のアカウントは Administrators グループに所属しているので平気なはずなのですけど、B's Recorder のインストーラではエラーとなってしまいました。なので SETUP.EXE を右クリックして 「別のユーザとして実行」 を選択し、Administrator アカウントで実行させてインストールしました。
こうすればちゃんとインストールできますので、ひっかかってしまう方は試してみてください。
で、さっそく CD-ROM の iso イメージを10個ほど用意して焼いてみたのですけど、特に問題もなく焼けました。
初めてだったので、オンザフライにしつつも、テスト書き込みとベリファイ、コンペアを指定して2倍速で焼きました。 書き込みが終わった際に1度の転送エラーが回避されたとのメッセージが表示されましたが、これならまあ、今後はテスト書き込みとかは必要なさそうな感じでした。
それにしても 4.7GB のディスクに書き込める容量って 4,588MB 位なんですね。容量オーバーでなんどもエラーを出してしまいました^^;;
早速、焼き終わった DVD-R を LF-D521JD に入れなおしてみましたけど、ばっちり書き込めているみたいです。容量は 4.37GB と Windows XP は表示しています。単に ISO イメージにした CD-ROM を焼いてみただけですけど、一応はじめてのオリジナル DVD …、いい感じですv
とりあえず…
他にも DVD-RAM ディスクを使ってみましたけど、使い勝手はとりあえず普通に今までどおりな感じです。他にもいろいろ使ってみて、なにか気になることがあったらまた追記します。