XRDP で macOS から Ubuntu に接続したときにキーボードを US 配列で認識させる

Linux

US キーボードを繋いだ macOS から Ubuntu にリモートデスクトップで接続したときに、日本語キーボードと認識されてしまったので US 配列に直してみました。


Mac mini に US 配列のキーボードを接続して使っているのですけれど、それを使って Remote Desktop (RDP) 経由で Ubuntu 20.04 LTS に接続してみたところ、Ubuntu 側では日本語キーボードとして認識されてしまいました。

Ubuntu 20.04 では XRDP を使っているのですけれど、このキーボード設定を調整することで、Mac mini の US 配列キーボードを Ubuntu でも US 配列として使うことができました。

XRDP を US 配列に設定する

設定は /etc/xrdp/xrdp_keyboard.ini で行えました。

ここの keyboard_typekeyboard_subtype が、最初は両方とも 0 になっていたのですけれど、これを次のように設定します。

keyboard_type=4
keyboard_subtype=3

何番を指定するとどのような種類になるかは、設定ファイル内に記載されていました。それによると今回の keyboard_type=4IBM enhanced (101- or 102-key keyboard) を、keyboard_subtype=3Macintosh を意味する様子です。

Ubuntu を再起動する

設定を変更できたら、Ubuntu を再起動して設定を有効化します。

XRDP サービスを再起動して接続し直すだけでも良いらしいのですけれど、自分の環境では再接続時に真っ暗な画面になって操作できなくなってしまったので、最終的に Ubuntu を再起動することで再接続できるようになりました。