Mac OS X でデュアルディスプレイを利用する
SOFTWARE REPORT
Mac OS X
以前にかなりてきとうに MacOS X でデュアルディスプレイを体験したことがありました。(参考: Mac OS X でデュアルディスプレイを体験する)
このときとりあえず成功したので、今回はちゃんとしたデュアルディスプレイ構築を行ってみることにしました。
ビデオカードの購入
さて、AGP スロットには ATI Rage 128 というビデオカードが Macintosh を購入したときからさされているので、今回は PCI スロット用のビデオカードを探してみることにしました。
インターネットにて探してみると、ATI RADEON 7000 MAC EDITION なるビデオカードがそのような感じでした。
インターネットで購入しようともおもったのですけど、在庫がなかったり製品スペックおよび型番がいまいち不明確であったりしたので、直接見るべく秋葉原へ行くことにしました。
そして Sofmap さまの Mac 専門店をお邪魔してみると…、AGP 用の RADEON のみが置かれていました。
他のお店へ行こうかと思いつつも、よーく探してみると、なにやら フォーカルポイントコンピュータ株式会社 さまなる代理店さまが取り扱っている MPDD pro というビデオカードが目に付きました。
箱を見る限り、デュアルディスプレイを主張したデザイン…。
仕様を見ると、
- PCI スロット用であること
- 512x348 から 1856x1392 という解像度に対応していること
- VRAM が 16MB であること
- MacOS X にも対応であること
- 一般的な VGA 出力ポートが搭載されていること
と、今回の要求はばっちり満たしているようでした。
そして値段が、2003/07/16 現在で \15,799 であったこと、箱が無駄に大きくなくて非常に持ち帰りやすそうだったことなどから、購入決定です^^
デュアルディスプレイ実現
さっそく、PCI の空きスロットに MPDD pro を接続して MacOS X 10.2.3 を起動してみると…、それだけで無事、デュアルディスプレイが利用できるようになりました。
CD-ROM も付属してたのでみてみると、どうやらデバイスドライバのようです。
ドキュメントによると、そのままでも利用できるけれど、パフォーマンスを発揮するには…、というように書かれていたので、ドライバをインストールしてみました。
CD-ROM 内の Mac OS X フォルダから、"MPDD Pro install.mpkg" を実行します。するとおなじみのインストーラが起動するので、表示される手順に従って進めていけばインストール完了です。
なお、途中で選択する、インストールするパーティションは、Mac OS X の入ったパーティションしか指定できないようです。
インストールが終わったら Macintosh を再起動するれば完了です。
再起動してみた感じ、少なくとも自分にはインストール前とあとで何が違うかさっぱりわからないので、もしかするとわざわざインストールする必要はないかな、、、と思えました。
なにはともあれ、これで 1024x768 のセカンドモニタが利用可能になりました^^