定数を宣言して利用する - PHP5 プログラミング

PROGRAM


定数を宣言して利用する

PHP5 では、定数を定義して利用することができるようになっています。

例えば、定数 DOCUMENT_REVISION を定義したい場合には次のようにします。

define('DOCUMENT_REVISION', '1.0');

このとき、既に同じ名前の定数が宣言されている場合には、エラーとなるので注意します。

 

このように宣言した定数は、次のどちらかの方法で、定数に設定した値を利用することができるようになります。

$rev = DOCUMENT_REVISION;

$rev = constant('DOCUMENT_REVISION');

注意点としては、定数の宣言の時には定数名を引用符で括って指定しましたが、使用するときには引用符が要らなくなるというところでしょうか。

 

なお、定数として登録されているかを確認するには、次のようにします。

if defined('DOCUMENT_REVISION')

{

}

このようにすることで、定数 DOCUMENT_REVISION が登録されているかを知ることができます。

このとき、定数名は必ず引用符で括って指定しないと、指定した定数名に設定されている値をつかって、その値と同じ名前の定数がないか確認しようとするので注意します。

 

クラスで定数を宣言する

PHP5 でクラスを利用している場合、そのクラスで定数を宣言することも可能です。

class Document

{

const DOCUMENT_REVISION = '1.0';

 

}

たとえば、このようにすることで、次のようにしてその定数値を参照することが可能になります。

$rev = Document::DOCUMENT_REVISION;

この方法であれば、同じ名前の定数が別のところで定義されていてもエラーになりませんし、その定数がどういった機能で利用されるかが明確になってくるので、可能であればこの方法で定数を定義するのが良い気がします。


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