ふと、OS X のシステムログをコンソールアプリで眺めてみたところ、次のようなメッセージが数秒おきにで続けているのに気がつきました。

Sep 23 09:15:45 mymac1 com.apple.xpc.launchd[1] (com.displaylink.useragent[7955]): Service could not initialize: Unable to set current working directory. error=2, path=/System/Library/Extensions/DisplayLinkDriver.kext/DisplayLinkAgent: 14F27: xpcproxy + 12761 [1285][AD0301C4-D364-31CE-8BA7-B5DBECE64D0A]: 0x2
Sep 23 09:15:45 mymac1 com.apple.xpc.launchd[1] (com.displaylink.useragent): Service only ran for 0 seconds. Pushing respawn out by 5 seconds.

DisplayLink といえば I-O DATA USB-RGB2 などの USB 接続のディスプレイアダプタで広く使われているドライバソフトウェアです。

そういえば、以前にこの Mac でも USB-RGB2 を使っていましたが、今は使わなくなっていたので、アンインストールしておくことにしました。

DisplayLink ドライバーを削除する

OS X から DisplayLink ドライバーを削除するには、DisplayLink ドライバー用のアンインストーラーを実行する必要があるようです。

アンインストーラーは DisplayLink ドライバーをインストールしたときに『アプリケーション』フォルダーに『DisplayLink』というフォルダーが作られてそこに保存されるらしいのですけど、自分の環境ではそのフォルダーがなかったので、改めて DisplayLink ドライバーをダウンロードすることにしました。

ドライバーは DisplayLink: Mac OS X Software からダウンロードできるようになっていたので、2015-09-23 時点で最新の Version 2.4 をダウンロードすることにしました。

ダウンロードしたディスクイメージをマウントすると、インストーラーと一緒にアンインストーラーが格納されたフォルダーが開きます。

ここで DisplayLink Software Uninstaller を実行すれば良さそうです。

アンインストーラーを実行できない場合

そう思ってアンインストーラーを実行してみたところ、少なくとも自分の環境では、次のようなメッセージが表示されて、アンインストールを進めることができませんでした。

アンインストーラーを実行できない場合は、いったん DisplayLink ドライバーをインストールして、改めてアンインストーラーを実行すれば良いようでした。

インストーラーを実行してドライバーのインストールが完了したらいったん OS X を再起動して、引き続き『アプリケーション』フォルダー内の『DisplayLink』フォルダーに保存されているアンインストーラーを実行すると、アンインストールすることができました。

出続けていたメッセージが解消される

DisplayLink ドライバーをアンインストールして OS X を再起動してみたところ、冒頭に記したような数秒おきのエラーメッセージは表示されなくなりました。