Windows Media Player を使って音楽 CD を mp3 で録音する
SOFTWARE REPORT
Windows Media Player 10
公開から少し遅れて、Microsoft 社の Windows Media Player 10 をダウンロードしてみました。
自分の環境だけなのか、前のバージョンの 9 では、たとえば音楽 CD を取り出しても情報が残ってしまって、新しい CD を挿入しても古い情報を元に再生しようとしてしまい、途中から再生されてしまったりしていたのでした。
CD を取り替えるたびに Windows Media Player を再起動しないといけなくて何かと厄介だったので、たまたま Windows Media Player 9 が新しいバージョンがあると通知してきたこともあり、ダウンロードをしてみたのでした。
ダウンロード容量が多いのか少しばかり時間はかかりましたけど、ダウンロードも完了して自動的にインストールが完了しました。その後 Windows を再起動しなくてはいけなかったのですけど、それ以外は特に大きなことはありませんでした。
インストールが終わってさっそく、Windows Media Player 10 を使ってみると…。
やはり CD のデータが更新されてくれませんでした。CD を取り替えるたび、Windows Media Player の再起動を余儀なくされてしまいます。これはおそらく、環境の問題かもしれないですね。
OS は Windows XP Professional なのですけど、CD-ROM ドライブは Panasonic 社の LF-D221JD と LF-D721JD の 2 台です。どちらも DVD-RAM ドライブなのですけど、もしかするとこのドライブがこういった問題を呼び起こしているのかもしれないです。
Windows Media Player を使って音楽 CD を mp3 で録音する
このままだと何かと不便なので、音楽をパソコンに取り込んでおくことにしました。
たしか Windows Media Player には 9 のときからもパソコンにデータを保存しておく機能があったはず。探してみると 10 にもその機能があったのですけど、その取り込み形式が "Windows Media オーディオ" 形式という専用、かは分かりませんけど少し一般的ではない形式だったのでした。
せっかくだから汎用的な mp3 形式で録音しておきたい。そう思って少し調べてみると、Windows Media Player 10 は mp3 形式で録音できるとのことがわかりました。
mp3 形式で録音するにはまず、システムメニューの 「ツール」 から 「オプション」 を選択します。
もしシステムメニューが見当たらない場合は Windows Media Player を画面いっぱいに最大化するか、タイトルバーのところで右クリックをするとそれらしいのが出てくるようです。
オプションダイアログが現れたら 「音楽の取り込み」 タブを選択します。
そこで 「取り込みの設定」 の形式として "mp3" を設定すれば、mp3 形式で録音する準備が整いました。他にも取り込んだ音楽を保存する場所や、録音品質を必要に応じて調整します。
録音品質については特にこだわりがなければ 「最小サイズ」 で問題ない感じでした。
あとは 音楽 CD をドライブに挿入したら Windows Media Player 10 の独自のツールバーから 「取り込み」 タグを選択して、その CD の楽曲一覧が表示されることを確認します。そして必要に応じて取り込みたくない楽曲のチェックをはずして、右上の方にある 「音楽の取り込み」 ボタンを押せば録音処理が始まります。
最初だけは、不正利用を防ぐためのさまざまな著作権に関する留意事項の確認や、録音形式に "Windows Media オーディオ" を使わないかとかの確認が出るようです。2 回目以降は特に尋ねられることはないようです。
取り込み処理が始まれば、1 曲数十秒程度で 「オプション」 で設定してある取り込んだ音楽を保存するとした場所へ保存されます。自動的にダウンロードされた楽曲情報を元にファイル名が付けられ、ファイル自体も CD ごとに分類されてフォルダにまとめられるので、Windows Media Player での再生のみならず、自分の目で見て探す場合にも簡単そうで便利でした。