Windows 7 (64 bit) に Visual Basic 6.0 をインストールしてみる

SOFTWARE REPORT


Windows 7 で VB6.0 を使用する

Windows 7 が発売され、その 64 ビット版に開発環境を準備することとなりました。

開発環境といえば、今でもなお使用されることの多い Microsoft Visual Basic 6.0 です。Microsoft 社のページ http://msdn.microsoft.com/ja-jp/vbasic/cc707268.aspx によると、Windows 7 でも Visual Studio 6.0 で開発されたアプリケーションを動作させるための VB6.0 ランタイムが標準でサポートされているとのことです。

肝心の開発環境については、32 ビット版の Windows 7 でのみサポートされているような記載が見受けられます。

 

試しに、実際に 64 ビット版の Windows 7 に Visual Studio 6.0 Enterprise Edition をインストールしてみると、最初に、このプログラムには既知の問題があるとして、インストールを続行するかどうかを何度か尋ねられますが、そのまま続行したところ、Visual Studio 6.0 自体のインストールは完了したようでした。

そのまま MSDN ライブラリと Visual Studio 6.0 SP6 をインストールしてみます。

 

そして VB6.0 を起動してみると、Windows からの "既知の問題" のレポートは表示されなくなったものの、"OLE レジストリへのアクセスエラーです。" というメッセージが表示されてしまいました。

権限が十分にないということでしょうから、VB6.0 を右クリックで管理者として実行してみたところ、エラーなく起動することができました。その後は OLE の登録処理が終わったのか、通常どおりの起動でも Visual Basic 6.0 が起動するようになりました。

大きなプログラムのコンパイルはしてみていないのでわかりませんが、とりあえず簡単なプログラムを作成してデバックモードで実行することは、問題なくできる様子です。