Pyxis Live 2017 "Pyxis Party" 〜 First Love 注意報! 〜 に行ってきました。 #Pyxis

ライブ

プログラミング勉強会の発表準備のために寄ったJOYSOUNDでPyxisのMVと巡り逢ったのが縁でPyxisのライブに行ってきました。

たっぷり楽しみ、そして勉強会の在り方についても考えてみた1日でした。


新年を迎えた に、声優アーティストユニット Pyxis のライブ Pyxis Live 2017 "Pyxis Party" ~ First Love 注意報! ~ を訪れてきました。

会場は、東京・赤坂にあるライブハウス BLITZ です。自分が参加したのは夜の部で、集まった人数はおそらく 600 人ほど。

ライブといえば、J-POP なアーティストではたしか 1997 年に開催された globe のライブ以来。そのあとは友人からの繋がりで小さなライブハウスを訪れたことは幾度とありましたけど、そんな感じでこの上なく久しぶりなライブでした。

Pyxis

そもそも Pyxis との巡り合わせといえば、以前にブログ iOS オールスターズ 2 で Swift らしさをたっぷり語ってきました。 #eventdots でも少し触れたのですけど、たまたま訪れた JOYSOUND 渋谷南口駅前店 で、彼女たちの楽曲『初恋の棘 』のミュージックビデオがエンドレスで流れていたのがきっかけでした。

後日にはトークの映像も流されるようになるんですけど、この日は正真正銘、初恋の棘 MV が 100% エンドレスで再生されていて、そのとっても楽しそうに踊りながら歌う様子が、この上なく印象的でした。

『楽しさ』を振りまく姿に感動してみる

この日は、夜に自分が開催する勉強会 みんなで Swift 復習会 - 3rd @ 渋谷 があった日でもあって…ってあれ、記憶では 2nd の日だった気がするんですけど、改めて調べてみると 3rd の日でした。とにかく、その勉強会の第1回目が自分の中では課題山積み、再起をかけた第2回目をなんとか成功に収め、どうやって『プログラミングの楽しさ』を広めていこうか、そんなことを けっこう本気で 思い悩んでいた頃だったんですよね。

そんな不安を抱きながらその日の勉強会の準備に徹するために JOYSOUND のフリータイム開始時間から篭ったカラオケ店で彼女たちの MV に出逢ったのでした。不思議と本当に、部屋に入った瞬間から見入ってしまって、勉強会の資料作りも始めずに、歌いもせずに、ただただ2時間くらい本気でそのエンドレスに流れる MV に見入ってました。エンドレス、最高に良かった。

その日に呟いてた次の自分のツイートは、この Pyxis を眺めながらのことでした。

勉強会もステージ?

さて、そんなエンドレス Pyxis を眺めながら思ったことは、プログラミング勉強会の登壇者も "アイドル" とそんな遠くないないんじゃないかと思うところ。

自分が初めて、プログラミングの勉強会で発表したのが、忘れもしない に開催された @cocoponさん 主催の yidev 第十三回勉強会 でしたけど、その日以来、ずっといろんな勉強会で発表を続けて今に思うこととしては "アイドル" にいろいろ重なるところがあるんじゃないかなって思うんですよね。

挙げだすとキリがないですけれど、そんな風にして来てくれる人の有り難みに気づけるようになってからは、勉強会が終わった後にはツイッターとかでお礼をいいたくなったりとか、とにかく本当、勉強会にはいろんな大事なことを教えてもらえた心地です。勉強会に出会えて本当に良かった。

ちなみに自分が初めて出逢った勉強会は に開催された @k_katsumiさん 主催の iphone_dev_jp 東京iPhone/Mac勉強会 です。こちらもとても大切にしている思い出。この日のワクワク感を味わわなければ、間違いなく今の自分は存在していなかったことでしょう。

この日まで、プログラミングでこんなにも『楽しい』世界を描けるなんて、知らなかった。

楽しさを再認識させてもらえた心地

そんな風にして Pyxis と出逢って、その日の夜の勉強会は "この気持ち" で臨んでみようと心がけて挑んだ勉強会は、とりあえず自分の中では満点、肩の荷が降りた心地がしました。

その後に訪れた、先ほども少し触れた iOS オールスターズ 2 勉強会でも、その "楽しさ" を意識して臨んでみたのですけど、その会で改めて "アイドル" という方向性が確かめられた気がしました。心持ち的なお話ね。

みんなの想いはいろいろでしょうけど、自分の中ではあの日、登壇者みんなが一丸となって "ステージ" を描けた気がするし、それを参加者みんなが楽しんで、盛り立ててくれているように感じて、とても嬉しい時間でした。

せめてものお礼に

そんな大切なことを気づかせてもらった Pyxis なお二人にせめてものお礼がしたいなって思って、それで今回、Pyxis Live 2017 のチケットを手に入れたのでした。

ちょうど JOYSOUND を訪れたあの日、帰り際のカウンターに Pyxis ライブのチラシが置いてあって、なんとなくそれを持ち帰っていたんですよね。その日はまだ、訪れてみようともなんとも、そこまでは思ってなかったのですけど。

Pyxis Live 2017

声優アイドルのライブと聞いて、最初はなんとなくキケンな香り?(熱狂、弾けすぎたりしないかな、ついていけるかな? みたいな)を勝手に想像したりしてみたのですけど、みんな行儀よくライブを楽しむ様子が印象的でした。そんな居心地の良さに加えて、Pyxis なお二人、伊藤美来さん(@InfoItomikuさん )と豊田萌絵さん(@toyotamoeさん )の舞台でのやり取りとかも微笑ましくて、とても楽しく過ごせる時間でした。

特に、ライブの合間に映し出された映像の、浅草寺でおみくじを見るや否や勢いよく引き出しを閉めるのとか、すごく良かった。それも含めて、トークもなんとも良い味出てるし、お二人の舞台の上でめいいっぱいに遊ぶような姿が印象的でした。

わんぱくひろば…?

ところで最初、始まる前に喫茶店で時間を整えながら Twitter を眺めていたら、何やら わんぱくひろば なる情報が届いてきたり。

先ほども言ったように "キケンな香り" を想像していた自分としては『もしや…やはりキケンなところへ来てしまったのでは…?』みたいに、思わず身構えてしまったりしたんですけど、それは完全に杞憂でした。のちの Twitter 情報によると、夜の部の "わんぱくひろば" は人が少なめだったみたいですけど、ともあれ午前中も含め、みんな平和に楽しんでくれているみたいで、微笑ましい・嬉しいような心地がしました。

♬ First Love 注意報!

そんなライブの最初の曲は 1st アルバムの題名を冠した "First Love 注意報!" で、イントロがライブのスタートにぴったり。スクリーンに Pyxis なお二人のシルエットが大きく映し出されて、とても素敵な開幕でした。

♬ 初恋の棘

そして特に感動したのが、やっぱり、自分が初めて Pyxis と出逢った曲 "初恋の棘" でした。

この曲よりも好きな曲はたくさんあるんですけど、ライブの中ではこの曲が、想い出と合わせていちばん最高でした。あの日 MV で夢中に眺めた景色が目の前に広がっているとか、なんとも格別な時間がそこには流れてました。

ぜんぶ楽しかった

特筆するとそんな感じですけれど、とにかく良い感じの雰囲気が広がっていて、とても楽しい時間でした。

ここに居るみんな、全員が Pyxis 好きなんだよねって思うと嬉しくなれるし。こうしてライブを訪れた後に聴く Pyxis の曲はまた、当時の記憶が添えられて、また味わいが深くなりますね。聴くほどに、嬉しくなれる心地がします。本当、同じ場所に居合わせたみんなの空気も一緒に思い出せるんですよね。

そして何より、こうやってお礼に訪れられる場所があって本当に良かった。ライブという場を提供してくれて、とても嬉しい限りです。

関連リンク

そんな Pyxis Live 2017 "Pyxis Party" 〜 First Love 注意報! 〜 の雰囲気を感じられるリンクがいくつかあるので、せっかくなので貼っておきますね。

プログラミング勉強会に重ねて

最後にちょっと、もしかして将来の "プログラミングの勉強会" を描く上で参考になるかもしれないなって思ったところを綴ってみます。

守り立てる機運

訪れた観客が、盛り上げよう、応援しよう、とする機運に感銘を受けました。自分も勉強会を開催していて、みんなが盛り上げようとしてくれるのを感じて、それに助けられているのを強く感じて、こういうのって大切なんだろうなって改めて感じました。

そういう機運がどんどん高まってきてるのを感じられるように思いますけど、ライブですごいなって思ったのは、応援の仕方が確立されているところ。ペンライトがあったり、その色づかいとか、振り方にも作法みたいなのがあったり、それを外したからって何かを言われるわけでもないし、何より応援の共通認識があるからみんなで一層、盛り上がれるみたいな。

応援のかたち

プログラミング勉強会でも Twitter で積極的に呟く人たち、いろんな疑問・質問・感想などを直接届けてくれる人たち、満面の笑みを浮かべて聴いてくれる人たち。そもそも足を運んでくれるというのも、ライブともきっと共通する応援のかたちのひとつですよね。勉強会もだいぶ "応援" のスタイルができてきた印象はあるけれど、せっかくなので、参加者としての応援の在り方みたいなものに意識を傾けてみるのも有意義なのかなって思ってみました。

ところでライブですごく感心したのが、昼と夜、連日で応援する人がいるっていうところ。そういう楽しみ方もあるんだなーって思ってみたり、そしてこれって 100% 応援だよねと思ってみたり。そして、そういう人たちがいてくれるのを前提に「ありがとうー!」というお二人の姿が、心遣い的なところとして、すごく良い関係を描いているように感じられました。

エンターテインメント

語弊があるかもしれないけれど、別に歌って踊れるみたいな着眼点ではなくて、こういうライブみたいな "楽しさ" とか "感謝" みたいなものを届けられる勉強会があって良い、目指しても良いような心地がしました。

プログラミング界隈を盛り上げるために、こういう空間のが好きな人たちは、積極的にこういう世界を描いて行ったらいいんじゃないかな。登壇者も参加者も、勉強会を企画する人も。直近では先日の dots. さんが企画・開催した iOS オールスターズ 2 がやっぱり、この感触にいちばん近い気がします。それと、純粋に楽しむことが全面に漂う プログラマのための数学勉強会 もまさにそんな感じがします。

プログラミングを活性化するのは、教育だけでも、技術の向上だけでもないと思うんですよね。それらと並走するかたちで "楽しさ" を追求するのも同じくらいに大事なように思います。

技術開拓、技術応用、教育・学習、そのほかにもエンターテインメント、いろんなプログラミングがあって良いと思う。エンターテインメントの分野は、だいぶ広まってきた気はするけれど、まだまだこれからな気がする。だから素直にプログラミングで楽しめる人たち、ひとりひとりが、それぞれの楽しい世界を描いて、この界隈を盛り上げていってくれたら嬉しいなって思いました。

楽しかった

嬉しさあり、楽しさあり、学びありな、自分にとって有意義な楽しいライブでした。Pyxis な伊藤美来さん(@InfoItomikuさん )、豊田萌絵さん(@toyotamoeさん )、そしてイベントを支えてくれた皆様、楽しい時間を届けてくださってありがとうございました。