CentOS の起動直後の状態を GUI から CUI に変更する

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起動直後の状態を CUI に変更する

以前に EZ-NET レポート: CentOS 5.3 をインストールする でインストールした CentOS 5.3 は、起動すると自動的に GUI (グラフィカルユーザーインターフェイス) が起動するようになっていました。

でも個人的に Linux は、GUI よりも CUI (キャラクターユーザーインターフェイス)の方が操作しやすいと思うのですが如何でしょうか。単に自分が XWindow が満足に動作しない頃に Linux でいろいろ遊んでいたので GUI に慣れていないだけなのかもしれないですけれど。

なにはともあれ、今回は CentOS 5.3 の起動直後の状態を CUI に変更してみることにします。

 

既定のランレベルを 3 に変更する

Linux で起動直後の状態を CUI にするには、既定のランレベルを 3 に変更することで実現できます。

 

root 権限で Linux にログインしたら、/etc/inittab の最初の方にある次の行を編集します。

id:5:initdefault:

ここを、次のようにすることで、既定のランレベルが 3 に変更されました。

id:3:initdefault:

これで、Linux が起動すると CUI の状態で立ち上がることになります。

 

現在のランレベルを変更する

既定のではなく、現在のランレベルを一時的に変更したい場合には "init" という命令を使用します。

例えば、ランレベルを 3 に変更したい場合には、次のようにします。

init 3

これで、GUI が動作している状態から CUI での動作に移行することも可能です。