iPhone プログラムでテキストファイルを読み込む
SPECIAL
iPhone プログラムでテキストファイルを読み込む
iPhone アプリのプログラミングで、テキストファイルを読み込むには、例えば次のようなプログラムを用意します。
NSInteger line_index;
NSString* file_data;
NSArray* data_lines;
NSString* data_line;
NSError* is_error = nil;
// TextFilePath で指定されたテキストファイルを UTF8 形式で開きます。
file_data = [NSString stringWithContentsOfFile:TextFilePath encoding:NSUTF8StringEncoding error:&is_error];
if (is_error == nil)
{
// 改行ごとにファイルの内容を分割しています。
update_lines = [file_data componentsSeparatedByString:@"\n"];
// 存在する行の数だけ、繰り返し処理を行います。
for (line_index = 0; line_index < data_lines.count; line_index++)
{
data_line = [update_lines objectAtIndex:line_index];
// ここで行ごとに処理を行います。
}
}
else
{
// ファイルが開けなかった場合のエラー処理です。
NSLog([is_error localizedDescription]);
}
このようなプログラムで、NSString のメソッドを利用してテキストファイルを読み込んで、それぞれの行ごとに処理を行うということができるようになります。
ちなみに、テキストファイルを指定している TextFilePath についてですが、Xcode に登録したリソースファイルを読み込みたい場合には、例えば次のようにしてそれを取得することが可能でした。
NSString* TextFileName;
NSString* TextFilePath;
TextFileName = @"example.txt";
TextFilePath = [[[NSBundle mainBundle] resourcePath] stringByAppendingPathComponent:TextFileName];
これで、リソースパス内の TextFileName で指定したファイルまでのパスを取得することができるので、先に示したプログラムでこのパスを使えば、そのファイルを読み込むことができます。