Windows 8 で Hyper-V を有効化する : Windows 8 の使い方
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Windows 8 で Hyper-V を有効化する
Windows 8 では、クライアント OS としては初めて Hyper-V による仮想 PC の機能が搭載されました。
Hyper-V の機能は標準では有効化されていないため、使用する場合は次のようにして、Hyper-V を有効化する必要があります。
また CPU に Intel VT または AMD-V の機能が搭載されていて、有効になっている必要があります。最近の CPU であればこれらの機能自体は搭載されていることが多いと思いますけど、マザーボードの BIOS 設定でそれらが無効に設定されている場合もあります。
Intel VT や AMD-V が無効の場合、仮想 PC を起動させようとしてもエラーになるので注意しましょう。
Hyper-V のインストール
それでは、Hyper-V の機能を Windows 8 にセットアップして行きたいと思います。
そのために、まずはスタートスクリーンから、コントロールパネルを開きます。
コントロールパネルを開いたら、メニューから "More settings" を選択します。
するとデスクトップのコントロールパネルに切り替わるので、"Programs" から "Programs and Features" の "Turn Windows features on or off" を選択します。
Windows 機能の追加と削除ダイアログが表示されたら、ここの "Hyper-V Core" と "Hyper-V Management Tools" の一式にチェックを入れて【OK】ボタンをクリックします。
すると、Hyper-V の機能がインストールされました。
インストール後に Windows を再起動する必要がありましたが、再起動後、Hyper-V が利用できるようになりました。
Hyper-V のネットワーク設定
Hyper-V をセットアップしたばかりのときには、仮想ネットワークの設定がまだされていません。
Hyper-V 上の仮想マシンでネットワークを使用したい場合には、あらかじめ仮想ネットワークを設定する必要があります。
設定にはまず、Hyper-V をセットアップした時に合わせてインストールした Hyper-V Management Console を使用します。これは "Apps" の "Hyper-V Manager" を選択することで起動できます。
Hyper-V Manager が起動したら、右側のメニューから "Virtual Switch Manager..." を選択します。
Virtual Switch Manager が起動したら、"New virtual switch" を選択して、"Create virtual switch" のところで "External" を選択して [Create virtual switch] ボタンをクリックします。
すると、仮想ネットワークの設定画面が表示されるので、ここでネットワーク名や使用する物理ネットワークインターフェイスを選択して【OK】ボタンをクリックすれば、設定完了です。
これで、仮想ネットワークを仮想 PC に割り当てて、ネットワークを利用できるようになりました。
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