無料のウィルス対策ソフト Microsoft Security Essentials を使ってみる

平成 21 年 9 月 29 日頃、Microsoft 社が無料のウィルス対策ソフト Microsoft Security Essentials の提供を開始したようです。

これまではとりあえず Symantec Endpoint Protection 12.0 Small Business Edition を Windows 7 (x64) で利用していました。とりあえずというのは、Symantec Endpoint Protection が正式に Windows 7 に対応するのは 平成 21 年 11 月上旬の予定で、現在はとりあえずインストールしたら動いたから、といった感じです。

おそらくはちゃんと動いているのではないかと思いますが、表からでは確かなことが分らないのもありますし、なにより、新しい OS を直ぐに試す機会の多い自分としては、OS 正式に発売されてからしばらくしないと正式対応版が提供されない製品では、あまり適切ではないような気がします。

 

そこで今回、ウィルス対策ソフトを Windows 7 に正式対応している Windows Security Essentials に変更してみることにしました。

対応しているプラットフォームは、平成 21 年 10 月 26 日現在、Windows XP (x86) / Vista (x86, x64) / 7 (x86, x64) とのことですので、これならそれなりに多くの人が利用できることでしょう。

これまで使用していた Symantec Endpoint Protection は、Windows Server の方で使用しようと思います。Symantec Endpoint Protection 自体は悪くないと思っているので、サーバー用途なら Microsoft Security Essentials の守備範囲ですし、OS の対応状況としても、今のところ、特に問題はない感じです。

 

なお、今回は、Windows Security Essentials のインストールに先だって、既に Symantec Endpoint Protection 12.0 Small Business Edition がインストールされているので、まずはそれのアンインストールを行いました。

そちらについては EZ-NET ポート： Symantec Endpoint Protection 12.0 をアンインストールする に記しておくことにします。

 

Microsoft Security Essentials のサイトへ接続します。

ここで 【今すぐダウンロード】 をクリックすると、Microsoft Security Essentials インストーラーのダウンロードが開始されます。今回は Windows 7 (x64) 環境だったので "mssefullinstall-amd64fre-ja-jp-vista-win7.exe" というプログラムがダウンロードできましたので、それを実行して "Microsoft Security Essentials 1.0 インストールウィザード" を起動します。

なお、言語や OS を明示的に指定したい場合には、"ロケールまたは言語" のリンクをクリックすれば、選んで選択することが可能となるようでした。

【次へ】 ボタンをクリックすると、"Microsoft Security Essentials 使用許諾契約書" が表示されるので、目を通した上 【同意します】 ボタンをクリックします。

続いて、Microsoft Windows が正規品であるかどうかの検証を行う画面が表示されます。

【検証】 ボタンをクリックすると、Windows の正規品かどうかのチェックが行われ、正規品であることが確認されると、インストールへ進むための画面が表示されます。

後は 【インストール】 ボタンをクリックすると、Microsoft Security Essentials のインストールが始まります。

しばらくして、Microsoft Security Essentials のインストールが完了しました。

これで "ウィルス対策" と "スパイウェアと不要なソフトウェアの対策" として、Microsoft Security Essentials が Windows に組み込まれたことになる様子です。

後は 【完了】ボタンをクリックすると、引き続き、基本的なウィルスチェックが行われます。