yum による Linux カーネルのアップデートを行わない (CentOS 5.5) - Linux の使い方
Linux カーネルのアップデートを行わない
例えば CentOS 5.5 を Microsoft Hyper-V 上の仮想サーバーで運用しているような場合、yum で Linux カーネルをアップデートする際には Linux IC v2.1 をインストールした Linux のカーネルアップデートを行う (CentOS 5.5) で記したように、手作業による手間や 10 分程度の停止時間が発生してきてしまいます。
その手間を避けたい場合は、yum によるパッケージアップデートの候補から Linux カーネルを除外するという方法もあります。
そのためには、"/etc/yum.conf" 設定ファイルに、次のような内容を記載します。
exclude=kernel*
これにより、yum が扱うパッケージから "kernel" で始まる名前のパッケージを除外することができるようになりました。
これで、"yum update" を実行しても、Linux カーネルがアップデート対象として扱われることはなくなります。もし Linux カーネルをアップデートしたい場合には、この "exclude" から "kernel*" を削除した上で、アップデート作業を行う必要があるようです。
なお、複数のパッケージを対象から除外したい場合には、それらを "exclude" にスペース区切りで指定します。