CentreCOM 8624EL でポートミラーリングを設定する
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CentreCOM 8624EL では、あるポートを通過する通信を別のポートに複製して、そのパケットの内容を監視できるポートミラーリング機能が備わっています。
CentreCOM 8624EL でポートミラーリングを行う
レイヤー 3 スイッチ CentreCOM 8624EL には、任意のポートを通過するパケットを別のポートへも複製して、それを監視することのできる "ポートミラーリング" 機能が備わっています。
この機能は、トラフィックが増大した場合の原因の究明や、ログ収集用サーバーでの通信ログの監視などといった用途に利用できます。
CentreCOM 8624EL では、次のようにしてポートミラーリングの機能を有効化することが可能です。
enable switch mirror
set switch mirror=24
このようにすることで、ポートミラーリングの機能が有効になり、複製されたパケットは 24 番ポートからも見られるようになりました。
このとき、"set switch mirror=*" で指定するポートの番号は、VLAN=default に所属しているポートを指定する必要があるようでした。また、ここで設定したポートは複製したパケットを監視するためのポートになり、通常のポートとしては使用できなくなるそうです。
こうしたら、後は監視したいポートの設定を調整します。
たとえば 3 番のポートの入出力を監視したい場合は、次のようにします。
set switch port=1 mirror=both
"both" によって "送受信両方" を意味します。
ここを "RX" にすることで "受信パケット" だけを、"TX" にすることで "送信パケット" だけを、ミラーポートに複製することができます。このポートを流れるパケットの複製を止めたい場合には "NONE" を指定します。