Haskell 実行環境を OS X にインストールする

Haskell プログラミング

Haskell を知れば Swift の Swift らしさがより感じられるかもしれないと思って、Mac に Haskell 実行環境をインストールしてみました。

Haskell

関数型言語と言えばHaskell言語

他にもいくつか聞いたことのある言語はありますけれど、最近の自分にはそんな印象があります。


この頃の自分はSwift言語 というプログラミング言語を好んで使っているのですけど、それが巷ではときどき「関数型言語」とも言われたりします。

Swift言語 の実際のところは『関数型言語のエッセンスを取り入れた言語』なのかなと思うところではありますけれど、関数型言語についての知識があまり自分にないのと、関数型言語を知ればSwift言語 での新たな発見がありそうに思えてきました。

そこで、実際にHaskell言語 に触れてみるべく OS X に Haskell 実行環境を用意してみることにしました。

Haskel Platform for Mac OS X

今回はThe Haskell Programming Language のページからHaskell Platform for Mac OS X をインストールしてみます。

Xcode のインストール

Haskell Platform for Mac OS X のインストールに先立って、まずはXcode かCommand Line Tools for Xcode をインストールする必要があるようです。

Xcode はMac App Store からインストールできます。

左上のアップルメニューからApp Store... を選択して、検索ボックスでXcode を検索して、そこからXcode のインストールが行えます。

コマンドラインツールだけで良ければDownloads for Apple Developers のサイトからダウンロードできるようになっています。

Haskell Platform のインストール

Xcode またはCommand Line Tools for Xcode のインストールができたら、いよいよHaskell Platform for Mac OS X のインストールを行います。

パッケージのダウンロード

まず、Haskell Platform for Mac OS X からパッケージをダウンロードします。

時点では、OS X 10.6 以上にインストールできるHaskell Platform 2014.2.0.0 for Mac OS X, 64bit が最新バージョンでしたので、それをダウンロードしました。

パッケージのインストール

パッケージをダウンロードしたら、実行すると、Haskell Platform のインストーラーが起動します。

あとは手順通りに進めて行くと、インストールが完了します。

インストールが終わるとインストール完了のメッセージと併せて、インストールされたHaskell Platform のドキュメントがブラウザで表示されました。

手順どおりにインストールを進めた場合、ドキュメントは/Library/Haskell/doc/start.html にインストールされる様子でした。

インストール完了

これでHaskell Platform のインストールが完了しました。

あとはghc コマンドを使って Haskell コードをコンパイルしたり、ghci コマンドを使って対話形式で Haskell コードを実行できるようになります。