コマンドプロンプトから CHKDSK を実行する

SOFTWARE REPORT


Windows Vista で、コマンドラインから CHKDSK を実行する

Microsoft 社の Windows Vista に搭載されている UAC (User Access Control) の影響で、コマンドラインから CHKDSK を実行するのに、少し工夫が必要でした。

Windows Vista でハードディスクのチェックをしようと思い、普通に「スタートメニュー」からコマンドプロンプトを起動して、そこで "chkdsk /R C:" といったことを実行してみたところ、次のようなメッセージが表示されてしまいました。

十分な特権がないので、アクセスは拒否されました。
管理者特権モードで実行しているこのユーティリティを呼び出す必要があります。

これは Windows Vista に搭載されている UAC (User Access Control) の影響で、CHKDSK の実行を制限されてしまったためです。これを回避するためには、コマンドプロンプトを管理者モードで起動してから "CHKDSK" を実行する必要があります。

 

コマンドラインを管理者特権モードで実行する

Windows Vista のコマンドプロンプトを管理者特権モードで実行するには、次のようにします。

スタートメニューを表示したら、「すべてのプログラム」の「アクセサリ」にある「コマンドプロンプト」にカーソルを合わせて、右クリックします。そして、ポップアップメニューから「管理者として実行...」を選択します。すると、確認画面が表示されるので、「許可」を押してコマンドプロンプトを起動します。

こうすることで、管理者特権をもったコマンドプロンプトが起動します。タイトルバーには "管理者: コマンドプロンプト" と表示されているので、管理者特権モードで動作しているかどうかは、そこでも確認することができます。