小松未歩さん聖地巡り in 神戸 2013
PLACE REPORT
ふとしたことから小松未歩さんが暮らした街、神戸を訪れてきました。
PV を意識してのゆかり巡りなんて初めてでしたけど、小松未歩さんファンのみんなに支えられ、おかげさまでとても楽しい旅になりました。
小松未歩さんの聖地巡りに出かけてきました。
ふとした縁で、小松未歩さんが暮らした街、神戸を訪れてきました。
そんな旅もそもそものきっかけは、ツイッターで というものが存在するのを知ったことに始まります。その照明は SHARP の公式サイトもとても丁寧に仕上げられてて、そもそもいわゆる「ピンク色」の照明が、遊び目的ではなく日常用として提供されているところにとても興味を覚えました。
ちょっと試してみるには高いけれど、でもホテルとタイアップして宿泊プランも用意されてて、そこなら日常に近い形で見ることができそうです。
でもこのためだけにわざわざ大阪まで泊まりに行くのもなんだかな…と思っていたら、小松未歩さんのファンの方から「それならついでに神戸巡りもいいかも!」の一言で、いっきに心を持って行かれてしまいました。
それこそ当初の桜色シーリングライトそっちのけで聖地巡りに没頭しそうな勢いでしたが、それにしたって神戸は遠くて、そうそう気楽に決断できる距離ではありません。
行きたいなと思いながらもそんな感じで迷っていると、ツイッターからは何故か「一般道で兵庫まで行ってきた」だとか、フェイスブックからは何故か「神戸北野異人館に行ってきた」だとか、ぜんぜん関係ないところから神戸の話が急に聞こえだしてくるものだから、きっとこれは神戸に呼ばれている気がしてきて、思い切って神戸の旅へと出かけてみることにしました。
神戸巡りに向けて
今回は連れの都合もあって日程を調整を始めてみるも、遠くの都合が見えなくて、近場で空いていた翌週の頭という近々なスケジュールで決定しました。
大急ぎでいちおう本来の目的である SHARP 桜色シーリングライトが設置されているホテルを押さえて、その上でどうやって行って、どのように神戸を巡るかを検討です。
ツイッターのフォロワーさんに、小松未歩さんのゆかりの場所をたくさん教えてもらって、今回は神戸の「異人館」と「南京中華街」を中心に巡ることに決めました。
道中はできれば自動車で行って交通費を抑えたかったのですけど、長距離の運転は苦手でさすがに大阪&神戸までを限られた 2 日間で往復できる自信がなかったので、御殿場 IC までは一般道、そこから岐阜羽島駅まで高速道路で行って、そこからは新幹線という旅にすることにしました。
そして今回は、せっかくの小松未歩さんゆかりの旅だったので、せっかくなので形だけでも 「第 1 回 小松未歩さん好き 懇親会 ONLY ぷちオフ」 と銘打ってイベントも立ち上げてみました。
同じ趣味を持つ者同士でも、インターネットで繋がる各地の人々とオフでお会いすることって、そう簡単にできることではないですからね。わざわざ場所を設置したり、テーマを決めたり、招待したり、なかなか誰でもできることではありません。だから今回、小松未歩さんの旅で神戸へ出かけることに託けて、ツイッター並みの緩さでついでに募集です。
おかげさまで、小松未歩さんファンの方 1 名と現地でお会いすることができたり、もうちょっとでもう 1 名ともお会いすることができそうだったりして、とても貴重な縁に巡り合うことができました。
前日は大阪まで
初日は大阪・心斎橋付近の クロスホテル「さくらルーム」 を予約したので、ここに夜の到着することを目標に置いて、朝 8 時頃に出発です。
大阪周辺には「涙キラリ飛ばせ」の PV 撮影地となった場所があるので、そちらにも寄れたらいいなと思いつつ。
まずは一般道で御殿場 IC 入口まで行って、その近くのガソリンスタンドで給油です。
そして高速道路に乗り換えて岐阜羽島駅まで。
途中、小松未歩さんファンの方から「行けるかも!」という嬉しいご連絡が入りました。残念ながら予定が押して惜しくも叶わずでしたけれど。
岐阜羽島駅の駐車場はおおよその値段しか見当付けてなかったので、いい場所が見つかるか不安でしたけど、行ってみると駅前にいきなり 24 時間 200 円の駐車場があって、迷わずそこに駐車です。
帰りは 24 時間を超えてしまうので 2 日分の料金になりましたけど、それでも駐車場代が 400 円で済むというのはかなり嬉しいです。
そして、新幹線に揺られることしばらくして、いよいよ大阪に到着です。
時間にも余裕があったので、予定通りまずは「涙キラリ飛ばせ」の撮影地とされる「柏原南口駅」を訪れてみることにしました。
行き方を検索すると「安堂」という駅から歩くルートが出てきたのでそれで行ってみると、少し歩いたところに見覚えのある踏切の景色が現れました。
向こう側からも電車と踏切を写真に収める青年たちがいて、これが噂の撮り鉄なのか、もしかして小松未歩さんファンの方かも!?と思いつつも、声をかけずに通り過ぎてしまいました。相手側もこちらの動きを窺っていた様子です。
到着時間も遅かったからか、河川敷を軽く散歩しているうちに、辺りもすっかり陽が暮れてきました。
前夜は大阪のホテルで桜色照明を体験
夜は大阪・心斎橋付近のクロスホテル「さくらルーム」に宿泊です。
繁華街にあるホテルだからか、表向きはちょっと落ち着かないような感じはしますが。
普段はビジネスホテルに宿泊する自分にしては少し高級な値段でしたけど、その甲斐あってか室内もちょっと設備が良くて落ち着いた感じです。
SHARP と提携しているのか、プラズマクラスターイオン発生機や大型テレビも置いてありました。飲み物の用意のされ方もビジネスホテルとはちょっと質が違いますね。
もともとはレディースルームだったせいか、体重計とか入浴剤とか鏡とか、美容係の用意も充実していたような感じがします。
肝心の桜色 LED シーリングライトは、上手く写真が撮れませんでしたが、かなり良い感じでした。
この桜色 LED シーリングライト、ついつい「桜色」の明かりだけかと思い込んでいましたけど、「八重桜」や「ソメイヨシノ」の桜色だけでなく、通常の「昼白色」や「昼光色」、「電球色」といったお馴染みの色まで、リモコンひとつで簡単に切り替えられるようになっていました。
明るさもけっこう暗めの落ち着いた光から、明るいさわやかな光まで何段階か切り替えられるようになっていて、色味も明るさも気分によって調整できるのはいいですね。
写真だと印象がちょっと違ってしまうのですけど、白いシーツの上にリモコンを置いて、それぞれの色味で写真を取ってみました。
左のがいわゆる「電球色」で、真ん中が「八重桜」、右が「ソメイヨシノ」です。
八重桜色はけっこうピンク色が目立つ感じで、電球色のピンク色版みたいな印象でした。
ソメイヨシノ色はとてもさわやかな色合いで、とにかく自然、昼白色と取って変えても違和感なく日常で使えそうな色合いです。たとえば普通の昼光色がなんとなく青っぽく感じられたりしますけど、それのピンク色版みたいな印象です。
そして先にも書きましたけど、これらの色を気分で自由に変えられるのが魅力です。
発色はきれいでちらつきもなくて、次に照明を買い替えることがあったらぜひ、この桜色シーリングライトにしたくなりました。
ちなみにクロスホテルにあった照明は、リモコンの形状からして「エコあかリズム さくらプラス」というラインナップの製品みたいですね。
ゆかり巡り当日・午前
翌朝はホテルで朝食を済ませて、在来線で大阪から新神戸へと向かいました。
神戸の地下鉄はオシャレな感じでいいですね。ちなみにちょうどこの旅の前日から、JR 東日本では Suica でお馴染みの IC 乗車カードが各社共通で使えるようになったそうで、切符を買わずにそのまま通れるところも便利でした。
午前中、神戸は異人館の旅です。
事前に小松未歩さんファンの方からゆかり巡りの丁寧な地図を頂けてたので、足取りも軽く、おかげさまでゆかり巡りを楽しむことに専念できました。
最初に目の前に現れたのは「あなたがいるから」の PV に登場する「北野教会」、そして「サッスーン邸」でした。
神戸は、上品な建物がとても美しい街ですね。
続いて、同じく「あなたがいるから」の PV に登場する「うろこの館」へと向かいました。
こちらもとても品のある建物ですね。
ここでは、左手の美術館側の館内で PV 撮影が行われたとのことなので、入館してきました。
ここにかつて、小松未歩さんが居たと思うと、それだけで心が高鳴りますね。
他の室内もとても美しかったです。
続いてその近く、「恋になれ…」のフライヤーが撮影されたとされるオシャレな階段を訪れました。
階段の上のお店は変わったそうですけれど、とてもオシャレな階段ですぐに判りました。
もしかして最上段は改修されてしまっているのでしょうか。フライヤー通りの方向から眺めるのを忘れてしまいました。
そして、少し戻って「あなたがいるから」の PV で撮影された「神戸北野美術館」の近くの路地です。
こういう路地ってなぜかワクワクしますね。
そんな路地から少し歩いて「あなたがいるから」の PV で外観が少し登場した「風見鶏の館」を訪れました。
PV に映る外観も然ることながら、高くにそびえる風見鶏がまた圧巻です。
建物の中もとても綺麗でした。
そして風見鶏の館のお隣は「恋になれ…」の PV にたっぷり登場する「萌黄の館」
今回のゆかり巡りの中では、もっとも小松未歩さんの存在を近く感じられる場所だったと思います。
この辺りを、小松未歩さんがかつて撮影で歩いていたのでしょう。
館内もとてもきれいでした。
そしてその裏庭には、阪神淡路大震災で倒壊した煙突がモニュメントとして飾られていました。
すっかり復興を遂げた街並みの中で、震災当時の爪跡を感じさせてくれる瞬間ですね。
神戸の街を歩いていると、こういったモニュメントが至る所で伺えます。
阪神淡路大震災、神奈川では揺れを感じることはなかったですけど、朝のニュースで突然目に飛び込んできたときの衝撃は今でも忘れられないです。
当時の記憶を今でもこうして大事に刻んでいて、そこからどこか暖かさのようなものを感じて、そんな神戸がとても好きです。
そして、外周を回って裏門へ。
ここも、小松未歩さんがかつて腰を下ろしていた素敵な場所です。
これで午前の旅はおしまい。
神戸北野異人館、とても素敵なところでした。
ゆかり巡り・昼
昼食は「夢と現実の狭間」の PV で登場したらしい「東天閣」を教えて頂いたので、そこを訪れてみることにしました。
超がつくほどの高級中華料理店なのですけど、ランチメニューに救われました。
そして通された部屋は…、PV に登場したのと同じ部屋じゃないですか?!
そう思うと思わず胸も高鳴って、注文を取ってもらうや否や、いそいで部屋を撮影です。
そんなことをしていたら、お店の人がすぐにお茶を持ってきてくれて鉢合わせてしまいました。
そんな自分たちを迷惑がることもなく、むしろ「こちらもどうぞ」と、別の部屋まで撮影までさせて下さいました。
左が、入り口を入ってすぐの階段を見上げるとあるステンドグラス。
そして右が、「夢と現実の狭間」の PV に出てくるもうひとつのお部屋でしょうか。
綺麗なお部屋をゆっくり撮影させて頂いて、そして元の部屋に戻ってくると、今度はそこに飾られている絵についてもお話を聞かせてくださいました。
この絵画、阪神淡路大震災に遭う前の東天閣の外観なのだそうです。
震災で外壁の煉瓦と大きな木が倒れてしまって、今のような外観になったそうです。
さて、店内も存分に満喫できたところで、とても美味しい料理が出て参りました。
エビチリはまったく癖がなくて、エビ本来の味を存分に感じるようでした。酢豚は柔らかくまろやかな酸味で、フカヒレスープのとろみたるや絶品、心までも暖まります。デザートの小ぶりのあんまんは生地の味わいも餡の上品な甘みも上品で、明らかにその辺のあんまんとの格の違いを見せつけてくれます。ココナッツプリンもココナツ特有の風味も豊か、汁までしっかり甘くて美味しかったです。
今回はセレクトコースを注文したのですけど、いろんな料理を楽しめるし、デザートが2つ楽しめるのもいいですね。
ゆかり巡り・午後
午後は小松未歩さんファンの方と合流して、なんと聖地を案内して頂きました。
目的地は「さよならのかけら」や「あなたがいるから」の PV で登場する「大丸神戸店」周辺です。
外観も品があって綺麗ですけど、こうして PV に出てくるところもとても上品でいいですね。
そんな大丸神戸店のちょっとした小道を入ったところ、急に開けたその場所に、女神のような美しい像が佇んでいました。
PV に映るそれとは印象がずいぶん違って、とてもキラキラ、きれいでした。
大丸神戸店を後にして、その近くにある「旧居留地 38 番館」も案内していただきました。
こちらは「さよならのかけら」の PV に登場する建物があるらしいのですけど、補修工事中なのか、今日は建物の周りに赤い幕が張られていました。
案内して下さった小松未歩ファンの方はとても残念そうにしてましたけど、自分としてはこの「場所」にこれたことで大満足です。
そして最後に、ほど近くにある「南京中華街」を案内して頂きました。
ここには「Holding,Holding on」の PV に登場したらしい建物がありました。
ここには、撮影当時は「長江」というお店が入っていたそうで、現在は「四川菜館」というお店に変わっています。
神戸で小松未歩さんのゆかり巡りをするときには、こちらのお店で食事をするのも楽しいかもしれませんね。
そんなこんなで、あっという間に帰らないと行けない時間になりました。
特に午後は駆け足でしたけど、ガイドさんが居てくれたおかげでしっかりと聖地を巡ることができました。午前も丁寧な資料を頂けたおかげで迷わずにしっかり見どころを見れたし、事前にいろいろと教えて貰えて。
これも、小松未歩さんファンとの交流という、ひとつの形なのでしょうね。
今回の聖地巡りはほんとにたくさんの小松未歩さんファンの方々に支えられて、おかげさまでこうして無事、初めてのゆかり巡りを大満足で終えることができました。
どうもありがとうございました。