VMware Workstation 4.0 で仮想 SCSI ドライブを使う

SOFTWARE REPORT


VMware Workstation 4.0

日本では 株式会社ネットワールド さまより販売されている、VMware。これを利用することで Windows または Linux 上にて仮想マシン (DOS/V) を構築して起動させることが出来るようになります。

Windows のほかにも Linux 機を持ちたいとか、OS との相性の問題で複数の環境を用意したいとか、そういったときに非常に便利なソフトウェアです。

 

今回は VMware Workstation 4 に Windows XP をインストールしてある状態でのお話です。

4台目の仮想ディスクを増設してみたところ、いままで IDE ドライブだったのが、台数の都合で SCSI での追加となったのでした。そして VMware Workstation 4.0 を起動しようとしたところ、ダイアログにて、Windows XP では別途 SCSI ドライバをダウンロードして、仮想マシン上でインストールしないといけないとのお知らせが表示されました。

作業自体はたいしたことではなかったのですけど、少し手間取ってしまったので、記録ついでに記してみることにします。

 

インストール

ダウンロード

まずは、VMware Workstation のサイトから、Windows 2000/XP 用の SCSI ドライバ のディスクイメージをダウンロードします。

VMware Workstation 4.0 はフロッピーディスクイメージをそのままディスクドライブとして割り当てる機能を持っているので、ディスクイメージはホストコンピュータ上にて行います。そして、仮想マシンのフロッピーディスクとしてそれをマウントします。

 

インストール

ゲストマシンの Windows XP を起動したら、マイコンピュータを右クリックして、「コンピュータの管理」 を選択します。そしてデバイスマネージャを開くと、はてなマークのついた SCSI コントローラが表示されているので、それを右クリックして 「ドライバの更新」 を行います。

「一覧または特定の場所からインストールする」 を選択し、「検索しないで、インストールするドライバを選択する」 を選びます。

インストールするドライバの種類は "SCSI と RAID コントローラ" です。「ディスクを使用」 から A: をえらぶと、候補に "VMware SCSI Controller" が表示されるのでそれをインストールすれば完了です。