El Capitan へアップデート後に Safari が固まることがありました。
ブラウザー
OS X 10.11 El Capitan へアップデートしたのをきっかけに、Safari のアドレスバーに検索文字を入力している最中に5分ほどハングアップすることがたびたび起こるようになりました。
それを改善してみたときのお話です。
Mac を OS X 10.11 El Capitan にアップデートしたのをきっかけに、Safari のアドレスバーに検索文字を入力していると時々、Safari がハングアップしてしまうようになりました。
アドレスバーにテキストを打ち始めると、このようなところで固まります。
ハングアップしてもそのまま5分ほど待てば復活する様子なのですけど、調べものをしようとしたタイミングでそれだけ止まられてしまうのはかなり厄介です。
Safari は OS X に標準でインストールされているのでそれだけ入れ直すというわけにもいきません。
どうしようか迷うところだったのですけど、そういえばアドレスバーに語句を入れ始めて候補が出てくる辺りで固まる印象だったので、試しに履歴を削除してみたところ、どうやら問題は解消したかもしれません。
Safari の履歴を削除する
Safari の履歴を削除するには、メニューバーの
Safari
履歴を消去...
を選択します。
そうすると履歴の消去画面が表示されるので、ここで 消去の対象
として すべての履歴
を選択して
を押します。
これで Safari の履歴消去ができました。
履歴消去後の様子
履歴を消去してみたところ、とりあえずはそれ以来、アドレスバーへの入力中に Safari がハングアップすることは起こらなくなりました。
確実に直ったかどうかまでは分かりませんけど、少なくとも1週間ばかりの間はハングアップしていません。それまでは1日に1回以上はハングアップする様子だったので、改善していることは間違いなさそうです。
履歴消去による影響
ところで履歴を消去するときに 履歴を消去すると、関連する Cookie 及びその他の Web サイトデータが削除されます
と表示されました。
加えて iCloud アカウントにサインインしている他のデバイスからも履歴が削除されるとあったので、もし大事なデータが消えたらどうしようとか少し心配になったものだったので、その後の様子も軽く書いておくことにします。
履歴を消去したからには当然アクセス履歴が消去されたはずですけれど、そもそも履歴からページを見るといことは滅多にないので、履歴が消えること自体は特に何も不便は感じませんでした。
不便に感じたのは Web サイトの認証情報の削除でした。自分が利用していた Hootsuite や Facebook 、GitHub といった OAuth 認証などでブラウザーにトークンが保存されているようなサービスでは、再認証が必要になる様子です。
Safari に記憶させておいたパスワードは消えずに残っている様子でしたけど、こんな感じで Cookie 上の認証情報は消えてしまうので、パスワードを保存せずに忘れてしまっていたりする Web サービスがないか確認してからリセットするのが良さそうです。