Apple Watch のバッテリーの持ちが極端に悪くなったら試したいこと
Apple Watch
Apple Watch を watchOS 2.0 にアップデートした途端、バッテリーの持ちが極端に悪くなりました。
幸い気まぐれだったみたいで、元の電池の持ち具合まで戻すことができました。
さすがに watchOS 2 のβ版ではバッテリーの持ちが極端に悪くなることもありましたけど、最終段階の GM 版では実用レベルまで大幅に改善されてとても良い印象でした。
ところが、最終段階の watchOS 2.0 正式版へとアップデートしたところ、電池の持ちが極端に悪くなってしまったのでした。
幸い、バッテリーの持ちを実用に十分耐え得るくらいに改善できたので、今回はその方法と、せっかくなのでどんな風にバッテリーの消費ぐあいが悪化したかについても参考として紹介しておくことにします。
まずはバッテリー消費の様子から
自分の Apple Watch は最初の watchOS 1.0 の頃は 50% から 60% くらいの余裕を残して1日を終える印象でした。
それが watchOS 2.0 のβ版にしてから、最初の頃は確か半日もすると 0% になっていたのが、アップデートされ続けて GM の直前くらいになると1日は普通に持つようになってくれていました。
それでも、神奈川から神戸へみたいな遠出をすると、3時間ほどであっという間にバッテリーが尽きてしまいます。
それが watchOS 2.0 の GM になって、神奈川から大阪くらいの遠出で会っても普通に1日持つようになって嬉しいところだったのですが、それを、正式にリリースされた watchOS 2.0 にアップデートしたところ、特に遠出をしていなくても 7 時間ほどで 0% になるようになってしまいました。
バッテリーの持ちを改善する
そんな感覚のバッテリーの持ち具合でしたが、明らかに GM まで良くなっていっていたのが正式版になって極端に悪くなったのはおかしい感じがするので、watchOS 2.0 を入れ直してみることにしました。
入れ直しというか、要は Apple Watch を一旦リセットして iPhone とのペアリングのやり直しです。
実際、そうしてみたところ、驚くほどバッテリーの持ちが改善しました。それまで 7 時間くらいしか持たなかったのが、普通に 1 日持ってバッテリー残量も 50% くらいな大幅改善です。
Apple Watch を初期化する
Apple Watch を初期化するには、iPhone の Apple Watch アプリから
一般
リセット
を選択して、その中から Apple Watch コンテンツと設定を消去
を選択します。
そして、メニューから
をタップします。
そうすると Apple ID パスワードを入力する画面が表示されるので、入力して
を押すと Apple Watch のリセットが始まりました。この時、リセット後の復元作業も含めて数十分ほど時間がかかるので、充電しながらゆっくり進めるのが安心かもしれません。
Apple Watch を再ペアリングする
Apple Watch の初期化が終わったら、再びペアリングを行います。最初にやった時と同じように、iPhone の Apple Watch アプリからペアリングを開始します。
そして iPhone が Apple Watch を認識したら、今回は
を押して次へ進みます。そうすると次の画面で、復元に使うバックアップの選択画面になります。
先ほど Apple Watch を初期化してペアリングを解除したタイミングでバックアップが自動で取られているのでそれを選択します。たくさんある場合でも各バックアップには取得日が書いてあるので、それを頼りに探せばすぐに見つかることでしょう。
あとは残り幾つかの設定をして、復元完了を待つことになります。
しばらくして音が鳴って Apple Watch の同期が終わったように見えても、まだアプリの転送中だったりするみたいなので、すぐには身に付けないで、ホーム画面の様子を見ながら完全に終わるのを待つのが良さそうでした。
バッテリーの消費が改善
このように単にリセット操作をしただけですけど、今回の自分の場合は、それ以来のバッテリーの持ちが大幅に改善されました。
今回は watchOS 1 から watchOS 2 への切り替えというタイミングでもありましたけど、watchOS 2 へのアップデート後も以前と同じように、バッテリーを半分以上残して 1 日を終えるくらいまでになりました。
もしそれよりも明らかにバッテリー消費が多い人は、今回みたいなリセット操作を行ってみると、もしかするとバッテリーの持ちが良くなったりするかもしれません。