日付時刻型を文字列に変換する - Excel VBA プログラミング
PROGRAM
日付時刻型を文字列に変換する
VBA では、日付時刻型 (Date) を文字列に変換するための Format 関数が用意されています。
たとえば Date 型変数 "書類作成日" に保存されている日時を "平成 23 年 07 月 18 日" という文字列に変換したい場合には、次のようにします。
表示日 = Format(書類作成日, "ggg ee 年 mm 月 dd 日")
このようにすることで、変数 "表示日" に、日付から変換された文字列が代入されるようになります。
なお、この Format 関数で使用可能な記号については、次のものがあります。
記号 | 用途 | 表示例 (2011/07/07 21:08:20) |
---|---|---|
c | 日付と時刻の文字列を生成します。日付または時刻のどちらかしか設定されていない場合には、設定されているものだけとなります。 | 2011/07/07 21:08:20 |
d | 日付を 1 から 31 までの数字で表現します。 | 7 |
dd | 日付を 01 から 31 までの 2 桁の数字で表現します。 | 07 |
ddd | 曜日を英語 3 文字で表現します。 | Thu |
dddd | 曜日を英語で表現します。 | Thursday |
aaa | 曜日を日本語 1 文字で表現します。 | 木 |
aaaa | 曜日を日本語で表現します。 | 木曜日 |
ddddd | 短い日付形式で表現します。 | 2011/07/07 |
dddddd | 長い日付形式で表現します。 | 2011年7月7日 |
w | 曜日を表す数字で表現します。1 が日曜日、2 が月曜日、3 が火曜日、4 が水曜日、5 が木曜日、6 が金曜日、7 が土曜日になります。 | 5 |
ww | その日が 1 年のうちの何週目に当たるかどうかを、数字で表現します。 | 285 |
m | 月を 1 から 12 までの数字で表現します。 | 7 |
mm | 月を 01 から 12 までの 2 桁の数字で表現します。 | 07 |
mmm | 月を英語 3 文字で表現します。 | Jul |
mmmm | 月を英語で表現します。 | July |
q | 1 年のうちのどの四半期に属するかを数字で表現します。 | 3 |
g | 日本の元号を、アルファベット 1 文字で表現します。明治なら M、対象なら T、昭和なら S、平成なら H となります。 | H |
gg | 日本の元号を日本語で表現します。 | 平成 |
e | 年を年号で表現します。 | 23 |
ee | 年を 2 桁の年号で表現します。 | 23 |
y | その日が 1 月 1 日から何日後なのかを数字で表現します。 | 188 |
yy | 西暦年を下 2 桁の数字で表現します。 | 11 |
yyyy | 西暦年を数字で表現します。 | 2011 |
このような記号を Format 関数に渡してあげることで、それに対応する値を日付時刻型の変数から文字列として取得することが可能です。
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