macOS Sierra がスリープから復帰してくれなくなってしまったときに試してみたこと

システム設定

macOS Sierra Beta にアップデートしてみたら、スリープモードからの復帰時に画面に何も表示されなくなってしまいました。

それを直すために採ってみた方法を記しておきます。


macOS Sierra 10.12 beta にアップデートしたところ、スリープ状態からの復帰時に画面が真っ暗なままになって、ハードリセットをするしか手がなくなってしまいました。これが自分の、持ち運び用途で使う MacBook で起こったものだからけっこう大打撃です。

それでも Beta 1 のときには何回か Mac を再起動していたら直ったのですけど、Beta 2 にしてみたところ、再び問題が再発して、今度は直る気配が見られません。今回の Beta 2 へのアップデートは、特に こちら に記した Apple Watch による macOS のロック解除 が目的でもあったので、簡単に自動ログインできるどころか、毎回ハードリセットしないといけなくなったのは、かなりの痛手となりました。

今回は SMC リセットで対応する

何か解決策はないものかと思っていたところ、ツイッターで @SnowHideJPさん から次のリプライを頂きました。

そこに添えられた Mac の SMC (システム管理コントローラ をリセットする - Apple サポート) のページを見てみると、もしかすると今回の問題が解消するかもしれない予感が少ししたので、さっそく試してみたところ、どうやらこれをきっかけに macOS Sierra が正しくスリープから復帰できるようになった様子でした。

SMC をリセットする

SMC のリセット方法は、先ほど紹介したリンク先の記載の通りで、かなり簡単にできるようになっていました。

今回は、バッテリーの取り外せない MacBook Early 2015 なので、MacBook の電源を一旦落としてから、内蔵キーボードの を押しながら電源ボタンを押して、そうしたら先ほどのキーを押すのをやめて、普通に電源ボタンを押せば、これで SMC のリセット作業は完了のようです。

木のようにして、普通に MacBook が起動してからは、画面を閉じてスリープ状態にさせた後でも、画面を開けばすぐに復帰して使えるようになりました。