brother の薄型複合機 DCP-750CN を Windows 7 で使う
HARDWARE REPORT
brother DCP-750CN
brother DCP-750CN は、brother が平成 19 年 9 月頃より販売している家庭向けの薄型複合機です。
給紙トレイが搭載された染料タイプのインクジェットプリンタで、A4 スキャナやプリンタ単体でのコピー機能も備えています。有線 LAN および 無線 LAN にも標準で対応しているので、複数のパソコンからの利用もこれ一台で簡単に行うことが可能です。対応 OS も Windows 98, 98SE, Me, 2000 Professional, XP, Vista のほか、Mac OS X 10.2.4 以降にも対応と、非常に幅が広いのが魅力的です。
Windows 7 では、これまでは対応していなかったのか、ネットワーク経由での印刷は行えるもののスキャンができない状態でしたが、平成 21 年 10 月 30 日、Windows 7 用のデバイスドライバが brother より公開されましたので、さっそくインストールしてみることにしました。
ともあれ、既に販売が終了しているにも関わらず、こうして最新 OS に対応してもらえるというのは、とてもありがたいものです。
brother DCP-750CN のインストール
まず、brother ソフトウェアダウンロード のサイトから、DCP-750CN ドライバ/Windows 7 フルパッケージ をダウンロードします。
そして、ダウンロードした "3360-INST-WIN7-A.EXE" を実行すると、解凍先フォルダを尋ねられるので 【解凍】 ボタンをクリックします。解凍が終わると "mflpro_c1" というフォルダが出来上がるので、そのフォルダを開き、その中からさらに "DCP-750CN" を開きます。
そこから "setup.exe" を実行すると、DCP-750CN のインストーラーが起動しました。
セットアップが起動したら、まずは "Select Language" ダイアログボックスで "Jpn" を選択して、手順に従って進めて行きます。
"接続方式" の選択画面では、使用方法によって選択するものが異なりますが、当方の環境では無線 LAN による接続なので、今回は "無線 LAN 接続" を選択して次へ進みました。途中で "ファイアーウォールが検出されました" というタイトルの画面が表示されたので、ここでは "ファイアーウォールの設定を本製品と通信を行えるように変更し、インストールを続行します。" を選択しておきます。
ここまでくると、半ば自動的にインストール処理が進んで行きましたが、途中 "このデバイス ソフトウェアをインストールしますか?" と尋ねられる場面がありました。"Brother イメージング デバイス" をインストールしようとしていたので、ここでは 【インストール】 ボタンをクリックして先に進めます。
そうして後はしばらくすると、オンラインユーザ登録の画面が表示されましたが、当方では既に登録済みなので、今回はこれはそのまま 【次へ】 ボタンをクリックしておくことにしました。
そして、インストールが完了したことを示すメッセージが表示されました。
指示の通り、コンピューターを再起動すると、Windows 7 (x64) で DCP-750CN を利用する準備が整いました。さっそく、テスト印刷や、これまでできなかったスキャンを行ってみたところ、今度は正しく行えるようになりました。