EIZO 液晶モニタ FlexScan L565 を修理に出す

HARDWARE REPORT

セカンドモニタとして 17 インチの液晶モニタ "EIZO FlexScan L565" を使用していたのですけど、液晶画面の左上隅に 2cm くらいの黒ずみが発生してしまいました。

調べてみると、少なくとも現時点では無償修理の対象となっているようでした。

また、使用しているモニタは、長時間利用による不具合の無償修理の対象としても挙げられていたので、この度修理に出す運びとなったのでした。


EIZO FlexScan L565 を修理に出す。

セカンドモニタとして 17 インチの液晶モニタ "EIZO FlexScan L565" を使用していたのですけど、この度、そのモニタを修理に出す運びとなったのでした。

とはいえ、電源が入らなくなったとかそういった急な問題ではなくて、そもそもの発端は、この液晶ディスプレイに合う液晶パネルフィルタを探したことが発端でした。

 

寸法図がメーカーの公式サイトにあるだろうと思って調べに行ってみたところ、なにやら "FlexScan L365-A、L465、L565 - L565-A、L665、およびPLACEOをご愛用のお客様へ、重要なお知らせ" というページが目に飛び込んできたのでした。

これによると、どうやら一部の型番において、長時間電源をつけたままで利用することによって EEPROM の書き込み限界数を越えてしまい、設定機能が正しく動作しなくなるといったもののようでした。所有しているモニタも、症状こそ確認できないものの、型番は該当機種として記載されているものでした。

この不具合は設計上のもののようで、電話で確認してみたところ、平成 21 年 10 月 1 日現在も無償で交換対象となっていました。

 

そしてもうひとつ、調べた際に見つかってきた "左上の黒ずみ" の不具合についてです。

実は、使用しているモニタは、左上に黒ずみが見られたのでした。

引越の際に強く液晶を持ってしまったのが原因なのか、とにかくいつの間にかついていたその黒ずみのままずっと使い続けてきたのですけど、何やらこの問題も無償修理の対象になり得るといった記事がネット上でたまたま見つかったのでした。

こちらについても電話で確認してみたのですが、無償かどうかは修理に出してみないと分らないとのことでした。費用が必要となる場合にも事前に連絡をしてくれるとのことでしたので、何はともあれ、メーカー側が発表している不具合にも該当することですし、修理してもらうことにしました。

修理の際、希望が有れば無償で代替機を貸してくれるとのことでしたので、有りがたくお借りしつつ、後日送られてきた代替機と交換という形で、手持ちの L565 を修理に出すこととなったのでした。

ちなみに、代替機も FlexScan L565 でした。

 

FlexScan L565 の修理が完了する。

代替機が提供されていたお陰で、何も不自由することなく、修理完了を待つことが出来ました。

そして修理が完了したとのことで、代替機と引き換えに修理済みの FlexScan L565 を受け取りました。背面には "A" と記された丸いラベルが貼られており、EEPROM の不具合に対応済みであることが示されています。

そしてさっそく画面を映してみたところ、左上の黒ずみもすっかり綺麗になっています。映像も心なしか鮮明で、明るくなったように思います。

修理の明細によると、この黒ずみの原因は、液晶内に混入していた不純物が時間の経過とともに左上に集まり黒ずんだのだろうということでした。まだ調査を行う必要があるらしく、今回は無償で交換したとの記載がされておりました。

そんな感じでとりあえず、平成 21 年 10 月 1 日現在においても、黒ずみの症状は無償修理を行ってくれる感じのようです。

 

何はともあれ、ずいぶん長いこと使用していた FlexScan L565 だったのですけど、修理から戻って来て、真新しい明るい映像を映してくれるその様子は、なかなか嬉しいものでした。

黒ずんだ L565 を利用している方がいらしたら、一度、EIZO サポートへ相談してみるのも良いかもしれないです。