Excel 関数で 2 進数や 16 進数を扱う

SOFTWARE REPORT


Excel 関数で 16 進数を 10 進数に変換する

Excel 関数で 16 進数で表現した数値を使用するには、次のようにします。

=HEX2DEC("37F0")

このようにHEX2DEC関数に、引数として 16 進数表記の数値を文字列で渡すことで、それが表現する値を 10 進数で取得できます。

引数にはセルも指定できるので、どこかのセルに入力した 16 進数表記の文字列を 10 進数に変換することもできます。

基数を変換する関数

Excel には、次の変換関数が用意されていて、さまざまな表現の数値を別の表現に変換できるようになっています。

↓変換前 | 変換後 → 2 進数 (Binary) 8 進数 (Octal) 10 進数 (Decimal) 16 進数 (Hexadecimal)
2 進数 (Binary)   BIN2OCT BIN2DEC BIN2HEX
8 進数 (Octal) OCT2BIN   OCT2DEC OCT2HEX
10 進数 (Decimal) DEC2BIN DEC2OCT   DEC2HEX
16 進数 (Hexadecimal) HEX2BIN HEX2OCT HEX2DEC  

関数名は「何から何」に変換するかを「***2***」という形で表しています。

これらの関数は、変換後が 10 進数になる場合を除き、第二引数で、変換後の数値の桁数を指定できるようになっています。たとえば "DEC2HEX(200, 4)" とすると "00C8" という文字列を取得できます。