Virtual PC 4.0.6 TEST DRIVE For OS X を試す

SOFTWARE REPORT


Virtual PC 4.0.6 for OS X (beta)

Connectix 社 から、Virtual PC 4 の Mac OS X 版が試用版として公開されていたので、インストールしてみることにしました。なお、試用するためには Virtual PC 4 のライセンスが必要なので気をつけてください。

インストールする環境を簡単に書くと、

  • CPU: Power PC G4 450MHz x 2
  • MEMORY: 512MB
  • OS: MacOS X 10.0.4

といったところでしょうか。いろいろな情報を見てみると、Max OS X が遅いためパフォーマンスにはあまり期待できないとか…。とりあえず、どの程度の速度で動くのか実験です。

 

インストール

Apple 社の Mac OS X のソフトウェアダウンロード のページから、System/Disk Utilities のカテゴリを参照します。そしてそのなかから、Virtual PC 4.0.6 をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルが展開されると、Virtual PC Test Drive というファイルが現れるのでそれを開きます。そして、中にある Virtual PC OS X Installer をダブルクリックするとインストールが始まります。

 

まずは認証です。アプリケーションをインストールできる権限をもったユーザの名前とパスワードを入力します。インストール権限のあるユーザ情報の入力ができると、ロゴが表示されますので、[Continue] を押して次へ進みます。

続いて License 情報です。読み終わったら [Accept] です。その後、Read Me ドキュメントの内容が表示されます。読み終わったら [Continue] を押して次へ進みます。

Virtual PC のインストール方法とインストール場所の選択です。今回は Mac OS X がインストールされているハードディスクに、Easy Install でインストールすることにしました。適切な設定に変更したら [Install] を押します。

…、あれ?

なにやらエラーが出てしまいました。

The Test Drive installer was not able to set your preferences. To do so, create an alias of your Virtual PC 4.0 Preferences folder (in your MacOS 9.1 System Preferences Folder) in the Test Drive folder.

続いてもう一つ。なんだかエラーではなさそうな内容です。

When prompted to enter your Virtual PC Test Drive serial number, please be sure to enter the number that your recieved in the Registration E-mail from Connectix. The serial number begins with VPX4.

これでインストールは完了です。[Quit] を押してインストールを終了します。

 

Test Drive を起動する

さて、いよいよ起動に入るわけですが、Virtual PC 4.0.6 TEST DRIVE For OS X を使用するためには、あらかじめユーザ登録が必要です。なので、とりあえずそれをやってみることにします。

Connectix 社のページから、Virtual PC TEST DRIVE For OS X のページへいきます。そして Registration のページへいきます。そして License Agreement を読んで [Agree] ボタンを押します。

すると Virtual PC 4 のシリアル番号を入力する画面になるので、自分がもっている Virtual PC 4 のシリアル番号を入力して [Submit] ボタンを押します。続いて個人情報の入力です。赤い * マークの部分は必須項目です。入力し終わったら [Submit] ボタンを押します。

これで登録完了です。

あとは、入力したメールアドレス宛てに Virtual PC 4.0.6 TEST DRIVE For OS X のシリアル番号が到着するのを待ちましょう。うちの場合は1分で来ました。

 

さて、早速起動します。

インストールされた Virtual PC Test Drive というアイコンをダブルクリックすると、名前とシリアル番号を入力するダイアログボックスが表示されますので、自分の名前と、送られてきたシリアル番号を入力します。

使ってみた感想ですけど…、Windows NT Workstaion 4.0 はとても快適だったのに、Windows 98 と Windows 2000 Professional はマウスの追従がままなりませんでした。

普通に使うには難あり、といった感じでした。

正式版が出るときにはどうなるのか、MacOS 10.1 ではどの程度のパフォーマンスが向上されるのか、そのあたりに来たいといった感じですね。