仕様上の制約で、PSP01 の導入失敗

HARDWARE REPORT

USB 接続の H'' 用ケーブル PSP01 を購入してみたのですけど、日本語の解釈に失敗して、自分の環境には対応していないものを買ってしまいましたとさ。


SUNTAC PSP01

すっごく久しぶりに SONY の VAIO PCG-505V/ABX というノートパソコンを使ってみたところ、そういえば携帯電話を解約して H'' に交換してしまっていたためインターネットができなくなってしまっていました。

それで H'' 用の USB 通信ケーブルを買おうと思ったのですが、どれも1万円くらいする代物。そんななかで5千円くらいの PSP01 という サン電子株式会社 の USB 通信ケーブルを見つけました。

 

この PSP01、なんでそんなに安いんだろうと思いつつ、箱の 「Air-H'' 対応 H'' 専用 USB 通信ケーブル」 というのがとても気になって、何度も何度も箱を見直しました。

けれど特に問題なさそうだったので購入したのですが、解釈違いでうちの環境では使用することができませんでした。

 

PSP01 の導入失敗…

さて使用できないことを知ったのは、実際に動かなかったときでした。

なのでインストールを行ってみました。インストールする PC は SONY の VAIO PCG-505V/ABX です。CPU は MMX Pentium 300MHz、メモリ 128MB と、なんとも XP 推奨なしようだったので XP Home Edition をインストールしたばかりのものです。

説明書どおりに CD-ROM をいれて、USB に PSP01 を差し込んで、ドライバーのインストール…。

 

でさっそく使ってみよう。ということで、DION mini-mini コースの情報を打ち込んで接続を試みてみると…。

モデムが応答しないらしい。ケーブルをさしなおしてみたりしましたけどうまくいきません。ためしに SONY の PDA の方で試してみると電話はちゃんと使えるようなので、PSP01 の方が問題なのでしょう。

 

よくよく箱を調べてみると、「注意事項」 のところに、Air-H'' に対応した H'' のみでしか使えないことがちゃんと明記されていました/汗

目立つ位置にある、 「Air-H'' 対応 H'' 専用 USB 通信ケーブル」 という記載ばかりを気にしていたので見落としてしまっていたようです。

この言葉、次の二通りの解釈があると思うんです。

  1. (Air-H'' 対応) (H'' 専用 USB 通信ケーブル)
  2. (Air-H'' 対応 H'' 専用) (USB 通信ケーブル)

括弧でまとめた部分をひとつの単語と捉えて、こんな感じでまとまりました。個人的には上のうちの 1. だと信じ込んで購入にいたったわけです。

つまりは、H'' 専用の USB 通信ケーブルで、Air-H'' に対応しているものかとばっかり思っていたのですけど違ったようです。どうやら Air-H'' に対応した H'' でないと使用できないようです。

う〜ん、日本語って難しい。

 

PS64L3 の導入(後日談)

さて、日本語解釈の失敗で H'' によるデータ通信が達成できなかったので、後日改めて、同じくサン電子さまの PS64L3 という H'' 用 USB 通信ケーブルを購入しました。

さっそくインストールしましょうということで、PHS と PS64L3 をつないでノートパソコンの USB ポートへ接続してみると…、なにやら通信可能との通知が…。

なにやらドライバは標準装備なのか PSP01 のと共通なのかはわかりませんけど、特にドライバを入れることなくちゃんと H'' でインターネットをすることができました。

箱には Windows XP は Windows 2000 のドライバで動作可能とありますので、きっと PSP01 のドライバと共通なのでしょう。