CentOS で Perl から SQLite を使えるようにする

CLIENT


CentOS に DBD::SQLite をインストールする

Perl から SQLite にアクセスするためのパッケージとして DBD::SQLite というものがあります。

このパッケージは CPAN を使ってインストールできるようになっているので、CentOS 5.7 にインストールしてみることにしました。

 

なお、ここでインストールする DBD::SQLite は DBI を通して使用できます。

DBI を使ったプログラミングの方法については Perl から DBI で SQLite にアクセスする に記してありますので、そちらも参考にしてみてください。

 

まずは CPAN のコンソールを起動します。

perl -MCPAN -e "shell"

このようにすると "cpan>" と表示されるので、ここで次のようにして、DBD::SQLite パッケージをインストールします。

install DBD::SQLite

これで Perl から DBD::SQLite を利用できるようになります。

インストール中にエラーが発生した場合

ただしこのとき、次のようなエラーメッセージが表示されて、インストールできないことがありました。

DBI 1.57 is required to configure this module; please install it or upgrade your CPAN/CPANPLUS shell.
make: *** ターゲットが指定されておらず, makefile も見つかりません. 中止.
/usr/bin/make -- NOT OK
Running make test
Can't test without successful make
Running make install
make had returned bad status, install seems impossible

この場合は、まず次のようにして DBI パッケージのインストールを行います。

install DBI

これが上手く行ったら、いったん CPAN を抜けて、再び CPAN コンソールを起動します。

quit

perl -MCPAN -e "shell"

そのうえで、再び DBD::SQLite をインストールします。

install DBD::SQLite

このように CPAN コンソールを起動し直してからインストールを行わないと、ちゃんと DBI パッケージを入れても "Running make install" のところで "make had returned bad status, install seems impossible" というエラーになってしまうようでした。