munin で seth0 のトラフィックを監視する (CentOS 5.4) - Linux の使い方
Hyper-V 上の Linux でネットワークトラフィックを監視する
munin-node で監視情報を送信する で munin でシステム状態を監視するためのシステム情報を収集する munin-node のセットアップについて記しました。
通常の環境であれば、munin のインストールの際に必要と思われる情報が収集されるように自動設定されるのですけど、その Linux が Hyper-V 上で動作していて LinuxIC がインストールされている場合には、ネットワークアダプターのトラフィック情報が収集されていない様子です。
これはおそらく、LinuxIC をインストールすると、ネットワークインターフェイスが eth0 から seth0 に変更になるからではないかと思います。
munin-node でネットワークインターフェイスの監視を行うためには、次のようにして seth0 の監視を有効にする必要があります。
ln -s /usr/share/munin/plugins/if_ /etc/munin/plugins/if_seth0
ln -s /usr/share/munin/plugins/if_err_ /etc/munin/plugins/if_err_seth0
シンボリックリンクを調整したら、munin-node を再起動します。
service munin-node restart
これで、Hyper-V 上の Linux で使用される seth0 インターフェイスの監視が有効になりました。