CentOS 5.5 に EPEL リポジトリを追加する : Linux の使い方


EPEL リポジトリ

CentOS 5.5 のシステムをアップデートするには yum というプログラムを利用します。

アップデートパッケージを探すためのリポジトリは、予めいくつか用意されていますけど、以前に CentOS 5.4 のシステムアップデート取得先としてリポジトリを追加する で記したように、提供されている任意のリポジトリを追加することもできるようになっています。

 

今回はそれにならって、CentOS 5.5 に EPEL リポジトリを追加してみようと思います。

ちなみにこの EPEL (Extra Packages for Enterprise Linux) リポジトリ は、fedora プロジェクトが運営しているリポジトリで、fedora のみならず Red Hat Enterprise Linux や CentOS でも利用することができるようになっていました。

ちなみに CentOS 6.0 での EPEL リポジトリの追加については CentOS 6.0 に EPEL リポジトリを追加する に記していますので、必要に応じてそちらもご覧ください。

 

CentOS 5.5 に EPEL リポジトリを追加する

64 ビット版の CentOS 5.5 に EPEL リポジトリを追加する場合は、次のようにします。

rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL

rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm

32 ビット版の CentOS 5 の場合は、上記の "x86_64" を "i386" にすれば良さそうな感じです。

 

これにより、"/etc/yum.repos.d" ディレクトリー内に "epel.repo" 等の EPEL リポジトリに関する設定ファイルが生成され、これで yum による EPEL リポジトリの利用ができるようになりました。

平成 22 年 12 月 24 日現在、"epel.repo" 設定ファイルを覗いてみると [epel] リポジトリが既定で有効になっているようでした。

その他の [epel-debuginfo] や [epel-source] リポジトリ、"epel-testing.repo" 設定ファイル内の [epel-testing], [epel-testing-debuginfo], [epel-testing-source] については、手動で指定しない限りは有効とならないようになっていました。

 

EPEL リポジトリを追加して、アップデート可能なパッケージがないか "yum check-update" で確認してみたところ、一部のパッケージが候補として挙がってきました。

今回の自分の環境では "munin-node.noarch" だけが更新対象として出てきましたが、これは "rpmforge" というリポジトリーから取得していたものでしたので、標準のリポジトリのものではありませんでしたが、このように、これまで利用していた別のリポジトリで扱われていたパッケージの新版が EPEL リポジトリに存在することもあるような感じでした。

こういった非標準のリポジトリを追加した場合、"enabled" を "0" にするという方法が良く紹介されている気がしますが、標準のリポジトリにあまり干渉しないようですし、様子をみながら問題がなければ、既定で対象とされていた [epel] は有効のまま利用しておいた方が、その後のパッケージ更新し忘れを予防する上でも、悪くはないように思います。