キットカット さくら風味 を食べてみる

LIFE REPORT


キットカット さくら風味

お弁当でも買いに近所にあるコンビニエンスストア ローソン へ出かけてみたところ、Nestle 社より販売されているチョコレート菓子 "キットカット" の "さくら風味" なる商品が目に飛び込んできたのでした。

桜と聞いて思い浮かぶ食品といえば、桜餅。あのなんとなくほろっとすっぱいような甘さを想像しつつ、ちょうどほのかな甘さのお菓子を食べたいところだったので、さっそく購入してみました。

そして口元へ運んでみると桜餅のようなやさしい香りが届いてきて、なんとなく桜の風味が効いたチョコレートが強すぎることなく、やさしい甘さを持っていて、自分の持ったイメージ通りの美味しい感じの味でした。

 

ところでぜんぜん関係ないお話なのですけど、このキットカットのキャッチコピーが 「きっと、サクラサクよ。」 となっているところがなんとなく気になってみたりしてました。サクラサク、どういう意図で全部カタカナになっているんでしょうね。

個人的には、なんかその部分が目に飛び込んできたときにぎこちなさを覚えてしまって、微妙かなとか思ってみたり。サブタイトルにも 「ほんのりやさしい、さくらのあじわい。」 とあるのだし、味もせっかくその通りやさしく仕上がっているのだから、もう少しそういうイメージの文字を使った方が良いんじゃないかなって思って眺めてました。

 

その場合は、どうするとしっくりくる感じになるのだろう…。

個人的な主観なのかも知れないですけど "咲く" という言葉にはなんだか明るさとか初々しさとか、そういう前向きなものを連想させるような気がします。それを使う場合 ”桜" を使うと漢字がひしめいて少し強くなってしまいそうなので 「きっと、さくら咲くよ。」 …。活字にしてみるとなんだか微妙な感じもしますね…。

桜を漢字にしてみると 「きっと、桜咲くよ。」 だとやっぱりなんだか重たいので 「きっと、桜さくよ。」 にしてみると、なんだか頭でっかちで咲くイメージが微妙な感じですね。それならいっそ全てひらがなにしてしまえば 「きっと、さくらさくよ。」 となって、なんだか捉えどころがまったくなくなってしまうようで…。

そう考えて行くと、カタカナももしかすると悪くないのかなとも思えてみたり。改めて思いを巡らせて見るとなんとなく、桜の花びらが舞うような感じも連想できるような気がしますね。あと少し不自然なカタカナの感じが、文字を文字ではなく飾りとして存在させて、意味ではなくて程よいちょっとしたアクセントを上手に効かせているのかも知れないなって感じました。