CLIE を USB で Macintosh と接続する
SOFTWARE
CLIE PEG-S500C
CLIE PEG-S500C は、SONY 社製の PDA です。
SONY らしいデザインとジョグダイヤル、メモリスティックの搭載で、なかなか使いやすい製品です。日本語変換ソフトの ATOK Pocket もまた、効率的な文字入力環境を提供してくれます。
今回は、Power Macintosh G4 と CLIE を USB で接続して、データの交換をしてみようと思います。また、Palm Desktop もインストールしますので、Macintosh 上でアドレス帳などを入力して、CLIE へとりこむことも可能となるのが魅力です。
Mac USB Driver for CLIE の購入とインストール
Macintosh と CLIE を USB で接続するためには、別売りの Mac USB Driver for CLIE を使用する必要があるようなので、まずはこれを購入することにしました。
購入はインターネットよりダウンロード販売されているので、そちら から購入しました。
購入した USBDriverforCLIE.sit を展開して、出来上がった USB Driver for CLIE フォルダの中の CLIE SerShim と CLIE USB Driver の2つを、Macintosh のシステムフォルダへコピーします。
そして Macintosh を再起動すれば、Mac USB Driver for CLIE のインストールは完了です。
Palm Desktop for Macintosh のインストール
さらに、Palm Desktop for Macintosh をインストールする必要があります。
これは、Palm Computing 社のホームページより無料でダウンロードすることができますので、そちらから Macintosh 用の Palm Desktop をダウンロードします。
上記 URL から PalmDesktop.sit をダウンロードして展開すると、Palm Desktop インストーラ というファイルが現れますので、それをダブルクリックしてインストーラを起動します。
[ 続ける ] ボタンを押して次へ進みます。
さらに簡単な説明などが表示されますので、一通り目を通したら [ 続ける ] ボタンを押して次へ進みます。そしてエンドユーザー・ライセンス契約書にも目を通して [ 同意します ] 。そして、イージーインストール を選択して [ インストール ] ボタンを押します。そして、インストール先のフォルダを指定すると、インストールが始まります。
途中ユーザ名を入れる場所がありますので、適切な情報を入力します。
また、Palm Desktop の設定を行う場所もあります。とりあえず [ 今設定する ] を選択して、設定を行うことにします。通信クレードルポートとして USB for CLIE を選択して [ 設定 ] ボタンを押します。
以上で設定完了です。[ 再起動 ] ボタンを押してコンピュータを再起動すればインストール作業は完了です。
HotSync
では、さっそく CLIE を付属の USB クレードルへ差し込んで、USB ケーブルを Macintosh の USB ハブへ接続します。
そして CLIE 側のクレードルについている HotSync ボタンを押すと、接続が開始されます。接続が開始されない場合には、Macintosh 側の HotSync ソフトウェアが HotSync 使用可能となっているかなどを確認しましょう。
接続に成功すると、Macintosh 側にユーザを選択するためのダイアログが現れますので、適切なユーザを選択して [ OK ] ボタンを押します。すると各種ソフトウェアのデータファイルの同期およびバックアップが自動的に行われます。
しばらくすると、同期が終了します。Macintosh 側と Palm 側で最新の情報がミックスされるようでとても使い勝手はいい感じでした。