内税表示から消費税額を計算する
SPECIAL
内税表示の金額のうちのいくらが消費税になるかを計算する
内税金額から、そこに含まれる消費税額を計算したい場合には、次の式を使用します。
つまり、"税込価格" を "1 + 税率" で割って、"税率" をかけてあげます。
たとえば、現在の税率 0.05 を使って計算するなら、内税価格を 1.05 で割って、0.05 をかけてあげれば、その価格に含まれる消費税額を計算します。
内税金額が 500 円であれば、500 ÷ 1.05 × 0.05 で、税額は 23.809… 円となりました。
端数は切り捨てて 23 円という感じにすると、税額として適切な値になる様子です。
計算式を証明する
まず、冒頭にも挙げた様に、"税抜価格" から "税込価格" を計算するには、次の式が使われると思います。
消費税率は、平成 24 年 4 月 13 日現在は 0.05 (5%) とゼロではないので、上の式の "税抜価格" を "税率" をかけて "税率" で割ります。
ここで、"税抜価格" に "税率" をかけたものというのは、すなわち "税額" のことなので、上記の式は次のように変形できます。
左辺の分母を "税率" で統一して、式を整えて行きます。
今回は "税込価格" から "税額" を計算したいので、両辺を "1 + 税率" で割って、"税率" をかけてあげることで、"税額" を求める式を導くことができました。