Windows Server 2008 Server Core: PC 名を設定する

SERVER


共有フォルダを設定する

Server Core で共有フォルダを設定するには、次のようにします。

net share "Shared Folder"="D:\For Shared\Folder" /GRANT:"Administrators,full"

このようにすることで、次のような共有フォルダを設定することが可能です。

共有フォルダ名 Shared Folder 設定する共有フォルダ名を指定します。末尾が "$" の場合は、隠し共有フォルダとなります。
物理フォルダ D:\For Shared\Folder 設定する共有フォルダの、実際の物理フォルダを指定します。空白文字が含まれる場合は特に、両側に引用符 ( " ) を忘れないように注意します。
アクセス許可 Administrators フルコントロール 読み取りのみ (READ), 変更 (CHANGE), フルコントロール (FULL) から設定が可能です。複数の /GRANT オプションを使用することによって、複数のアクセス制限を設定することも可能だそうです。

他にも引数によって、アクセス数の制限 (/USERS, /UNLIMITED) や、コメントの設定 (/REMARK) 、オフラインファイルの制御 (/CACHE) なども可能なようになっています。また、共有フォルダの設定を削除する場合には /DELETE オプションを使用します。

 

ファイル共有のための Windows ファイアーウォール設定

Server Core では、ディフォルトではファイル共有への着信をブロックするように設定されているようです。

そのため、ファイル共有を利用するためには、予め次のような形で Windows ファイアーウォールの調整を行っておく必要があります。

netsh advfirewall firewall set rule group="ファイルとプリンタの共有" new enable=yes

このようにすることで、Windows ファイル共有に関する機能に、外部からアクセスすることが可能となります。