MacOS 10.1 へのアップグレード
OS REPORT
性能向上は上々と噂されている MacOS 10.1 が到着しましたので早速アップグレードしてみました。
MacOS 10.1
Apple 社の MacOS X。それの初のメジャーアップグレード版である MacOS 10.1 をインストールしてみました。
この MacOS 10.1、パフォーマンスが劇的に向上しているという噂で楽しみなのです。とうか、ただ以前の OS X が不完全な出来だったような気がします。何はともあれ、この MacOS 10.1 にアップグレードすれば、Microsoft Word の試用版を試すことも出来るし、DVD を見ることも出来るしということで楽しみです。
MacOS 9.2 へのアップグレード
MacOS 10.1 へのアップグレードに先立って、まずは Classic 環境を MacOS 9.2 へアップグレードします。必須ではないそうなので、面倒な方は省略してしまってもかまいません。
MacOS 9.2 のアップグレード作業は MacOS 9 で行わないといけないので、option キーを押しながら立ち上げるなどして、MacOS 9 で起動します。そうしたら、MacOS 10.1 に付属してきた MacOS 9 の CD-ROM をドライブへ挿入します。
そして Mac OS インストーラをダブルクリックして OS 9 のインストールを開始します。すると Classic 環境が起動して、MacOS 9.2.1 のインストールが始まります。
ようこそ Mac OS 9.2.1 へ
インストールの手順が簡単に表示されます。適当に読んだら 「続ける」 ボタンを押して次へ進みます。
インストール先ディスクの選択
インストールするディスクを選択します。適切なディスクを選択して 「選択」 ボタンを押します。アップグレードするなら既にインストールされているディスクを指定します。
大切な情報を読む
インストールする上での注意事項などが表示されます。読み終わったら 「続ける」 ボタンを押して次へ進みます。
ソフトウェア使用許諾契約
使用許諾契約が表示されます。関係ないですけど、いろんな国の言葉で表示できるところがいいですね。
ソフトウェアのインストール
許諾契約に同意するといよいよインストールです。「開始」 を押してインストールを開始します。15分ほどでインストールが完了します。そしたら 「再起動」 ボタンを押して MacOS 9 を終了します。
なにやら再起動後、うまく起動できませんでした。でもリセットボタンをおしてもう一回再起動したら正常に Mac OS X を起動することができました。
MacOS 10.1 へのアップグレード
MacOS 10.1 へのアップグレードを行います。
ドライブに MacOS X Version 10.1 のアップグレード CD-ROM を挿入します。そして Install Mac OS X というアイコンをダブルクリックしてインストーラを起動します。
このアプリケーションを使用するには、管理者のパスワードが必要です。
インストールするには管理者権限のパスワードが必要なので、それを入力します。一般的には MacOS X をインストールしたときに作ったアカウントが管理者権限です。
パスワードを入力したら、次のウィンドウの 「再起動」 ボタンを押して、コンピュータを再起動します。実際のアップグレードは再起動後に開始されます。
Select Language
セットアップ時に表示されるメッセージの言語を指定します。「主に日本語を使用する」 にチェックを入れて 「続ける」 ボタンを押します。言語を切り替えると、ボタンに書かれている文字も変わるところがなかなかいい感じです。
ようこそ Mac OS X インストールへ
インストール作業の始まりです。ちょっとのあいだ設定が読み込まれた後、「続ける」 ボタンが押せるようになりますので、それを押して次へ進みます。
大切な情報
インストールする上で注意すべき事項とかが表示されます。一通り読んだら 「続ける」 を押して次へ進みます。
使用許諾契約
MacOS X を使用する上での許諾契約です。一通り読んだら 「続ける」 ボタンを押します。すると同意するか尋ねられるので 「同意します」 を押して、使用許諾契約に同意します。
インストール先を選択
ディスクのチェックが行われた後、インストールするディスクの選択に入ります。アップグレード CD-ROM だからか、MacOS X が既にインストールされているハードディスクしか選択できないような感じです。このとき 「初期化フォーマット」 という項目にチェックを入れれば、ディスクを初期化することも出来るようです。
適切なディスクを選択したら 「続ける」 ボタンを押します。
簡易インストール
インストールするパッケージの選択です。特にこだわりがあるような場合は、「カスタマイズ」 ボタンを押すことで細かな調整をすることが出来ます。簡易インストールで問題なさそうなので、そのまま 「インストール」 ボタンを押しました。
ソフトウェアをインストール
あとは自動的にインストールが行われます。数十分ほどで完了します。完了後は 「再起動」 ボタンを押して Macintosh を再起動すればインストールは完了です。インストール完了の画面をしばらく放っておいても自動的に再起動されるみたいです。
インストールを終えていきなりの違いにちょっとびっくりしました。
たいした違いじゃないのですけど、ログイン画面が Windows のファミリログオンのような感じになってます。ログインしたいユーザ名を選択するとちぃちゃなパスワード入力ボックスが現れるので、そこにパスワードを入力します。自動ログオンの設定の場合は、この画面は表示されないのでしょう…。
さて、Microsoft Internet Explorer ですけど、MacOS X の時と違って、Application フォルダにそのまま入っています。なので、ショートカットを作り直す必要がありますので気をつけましょう。
ちょっと試してみる
全体的な体感速度など
とりあえず、いままで Logicool マウスを使っていたのですけど、それのスクロール機能がちゃんと働くようになったみたいでいい感じです。それに個々のアプリケーションの起動時間が速くなったのもわかります。相変わらず Netscape 6.1 の Preview Reelase はまったく動きませんけど。
なんだか ERGO ソフト社の日本語入力ソフト EGBRIDGE が使えなくなってしまっていたので再インストールしました。が、それでもダメでした。いろいろ調べてみたところ、どうやら 「システム環境設定」 の 「地域情報」 のところに 「キーボードメニュー」 というのがあって、そこで EGBRIDGE を使用するように設定してあげれば OK のようです。
Virtual PC TEST DRIVE for OS X
以前は実用レベルには到底及ばない Virtual PC TEST DRIVE for OS X でしたが、やっぱり今回もマウスの動きがぎこちない感じでした。以前よりは格段に良くなっているのですけど、微妙に止まります。でもこの程度ならばかろうじて実用レベルといった感じですね。
噂によると快適に動くというお話もあるので、もしかすると Dual CPU だからなのでしょうか…??