極アツ★アイドル 2018 をグランプリライブまで応援してみた感想として。 #さくらシンデレラ #24oclock

アイドル

2018年の8月から2ヶ月に渡って開催された極アツ★アイドル 2018 企画に自分なりに積極参加してみたらたくさんの思い出に恵まれたので、その記憶を記念にここに綴っておこうと思います。


の出来事なのであれから6ヶ月ほどが過ぎましたけれど、お気に入りのアイドルグループ さくらシンデレラ極アツ★アイドル 2018 という企画に参加すると聞いて、全体で見ればとても小さな範囲だとは思うのですけど、出来る範囲で自分なりに応援に力を入れてみていました。

それについて、振り返りながらここに綴ってみようと思います。

極アツ★アイドル 2018

この企画は カラオケの鉄人AbemaTV の "矢口真里の火曜 The NIGHT" と、少年サンデー とで合同開催される、 厳選されたアイドルグループ7組の中から、もっともアツいグループを決める企画でした。ファン投票でグランプリを決めるようになっていて、投票の仕方も、ライブを観覧したり、ネット動画を視聴したり、カラオケで歌ったり、雑誌の投票券で応募したりと、幅広い応援の仕方が用意されているのも特徴だったと思います。

そんな企画の開催期間は 矢口真里の火曜 The NIGHT#117 を皮切りに、 のグランプリライブで幕を閉じる、期間にして2ヶ月近くに及ぶイベントだったわけですけれど、そんな中で いろんな景色を見せてもらえた心地 がするので、感想として綴って残してみることにします。

複雑な心境で駆け抜けた心地

まず、今回のこの2ヶ月間を終えての率直な感想を綴っておこうと思います。

自分的には、この "極アツ★アイドル" 企画にはそれなりに力を入れてみたつもりで、というのもそれには好奇心的な理由がありました。 自分はアイドルを知って間もないのもあって、こういう投票的なイベントを直接的に観る機会がなくて。

これまで、さくらシンデレラを観てくる中で、ファンの人たちの頑張りってすごいなって感じていた のもあったりして、その頑張りをもう少し近くで感じてみたい。 そんな心地で、あくまでも自分に可能な範囲で、できることを探してみたいなって思ったのが、今回の主な参加の動機です。

そうして終わってみれば、諸事情も手伝って『長くて、過酷で、大変だった』みたいな印象の残る、 それでも振り返れば 楽しかったなって思える イベントでした。 アイドルな方々にとってもきっと、そしてファンの方々にとってもそれぞれ想い感じるもののある、 貴重な機会だったように感じます。ファン同士の交流の輪も広がって、自分にとっては何よりそれがいちばんの実りでした。

仲間同士の競争の狭間で

特に過酷さを感じたのは、自分的に さくらシンデレラと 24o’clock という、いわば 仲間同士のグランプリ争奪戦 になったところです。これは最後の最後まで、なかなか複雑な想いを抱えるところでした。

両グループの兼任が多い中、出来るだけ公平に競争できるように運営側も気を配ってくれていたみたいで、兼任メンバーは 24o’clock だけに参加して、両方に同じ人が出ないように気を配ってくれた訳なのですけれど。それによって、さくらシンデレラを応援したらいいのか、推しが所属する 24o’clock を応援したらいいのか、悩む人も多かった印象でした。

自分は推し的に さくらシンデレラ を応援すれば良い状況だったはずなのですけど、それでも愛着のあるメンバーも顔を揃える 24o’clock にも声援を送りたい心地を無下に拭うこともできなくて、仲間なのにどちらかを選ばないといけないみたいなところが けっこうしんどい ところでした。

さくらシンデレラを、24o’clock を、応援する誰もが『腹を括って、決めた方を応援するしかない』みたいな心地だったんじゃないかなって思います。

極アツ★アイドル 2018、振り返り

そんな印象の応援イベントでしたけれど、ここからは、 開始が告知された頃合いから決着が着くまでのおよそ2ヶ月間の思い出を順を追って綴っていってみようと思います。

参加グループ

今回のこの企画に参加したグループは次の7つです。

自分はもともと さくらシンデレラ を好んで観ていて、今回の企画もそこで知ったのもあって、最初からさくらシンデレラを応援するつもりでこの企画に参加したのですけど。

ただ、気になるもう1グループとして、さくらシンデレラから派生して誕生した新グループ 24o’clock がありました。

兼任と独立、そこに初めて向いた意識

24o’clock は、さくらシンデレラと兼任しているメンバーが多いのもあり、そして公演もさくらシンデレラと同じ 新宿アイドルステージ秋葉原アイドルステージ で行うのもあって、自分はこれまで 「どちらも "同じ" グループの一環」 みたいに捉えていたふしがあったんですよね。

だから、最初は さくらシンデレラを主体に応援しよう みたいな軽い気持ちで臨み始めたわけですけれど、そんな意識は応援して行くにつれて徐々に変化していくことになったのでした。

矢口真里の火曜 The NIGHT

そんなイベントは、AbemaTV の番組 矢口真里の火曜 The NIGHT で口火を切りました。

最初の #117 が、自分が最も推している "さくらシンデレラ" が登場した放送回で、続く #119 が "24o’clock" が登場した放送回です。この2つが個人的に注目ポイントでした。

そしてこの企画では、番組放送中にハッシュタグを付けてツイートすると高得点、さらには放送終了後からの1週間も少なめのポイントながらツイートするたびに付与されるというものになっていました。 放送は深夜 25:00 から 27:00 までと遅い時間でしたけど、同じ時間にみんなでわちゃわちゃと たくさんのツイートがされて楽しい企画 に思えました。

カラオケ PR

この番組での企画の特徴は "熱量カラオケ自己 SHOW カイ!" で、各アイドルユニットがカラオケをしながら PR する というコンセプトのもと、矢口真里の火曜 The NIGHT の中で少しだけ登場するものでした。

この企画の "カラオケ" がコンセプトにあるところ、すごくいいなって思いました。アイドルたちが持ち歌ではない曲を披露してみせて、そして自分たちのことをアピールするという番組が、なんか微笑ましく思えたんですよね。持ち歌ではない分、アイドルユニットのキャラクターが前面に出るような心地で、歌で魅せるのとはまた違う、そんなアプローチに感心しながら眺めてました。

さくらシンデレラ

そんな "カラオケ PR" の1番手は、個人的に一押しの "さくらシンデレラ" が務めたのですけれど、率直に すごく上手だった印象 でした。

さくらシンデレラらしい "わちゃわちゃ感" がしっかり出ていて、カラオケのパートもコールを入れたり自由な感じでカラオケ感がたっぷり出ていたし、PR もしっかり狙った尺に収めて。 カラオケ PR にまさしくぴったりな演出で、一番手なのにこんなにしっかりコンセプトを掴んで完璧にこなす姿は、観ていてとっても感動でした。

24o’clock

日を改めて登場した "24o’clock" も、歌以外での彼女達らしいお茶目な感じで楽しかったです。歌ってる時とそうでないときのギャップも彼女達の魅力ですよね。

そんな 24o’clock は、カラオケよりもどちらかというと PR に思いっきりフォーカスしていて、山のように告知する姿が良い味を醸し出ていて。カラオケの歌も意識を向ければちゃんときれいなのですけど、それに重ねる PR もはっきりしていて。 両方がちゃんと生きてるところ、さりげなく絶妙なバランス感覚 なんじゃないかなって感心したりして。

そんな彼女達に付けられた投票用のハッシュタグが #極アツ告知祭り だったところも面白かったです。 ハッシュタグを決めた矢口真里さん、出来事をしっかり記憶にとどめて、美味しいところを上手に切り出して表現するの、すごいなって思うところも感心ポイントでした。

放課後プリンセス

そして、自分は基本的には推しグループとその派生グループしか観なかった番組ですけれど、24'oclock と一緒に出演した "放課後プリンセス" も印象に残りました。

放課後プリンセス、噂な感じで耳に届いてくることはあったものの、観るのは今回が初めてでした。そんな最初の印象がカラオケ PR なわけですけれど、24o’clock とは対照的?に、カラオケというか 歌で魅せてきて、その歌がとても綺麗な印象 でした。

すごくいいなって思えて、グループ用の #極アツ放プリ ハッシュタグをつけて少し感想をつぶやいてみれば、お仲間から「ポイント入っちゃうよー」と言われてみたり。まあでも、せっかく『良い!』って思わせてもらったからには、勝負であっても相応の感謝は示していきたいなって思ったりしながら。

ツイート内容が自由で良い

そんな "カラオケ PR" の投票は、番組放送中のツイートで 10pt と、番組終了後1週間のツイートで 1pt でしたけれど、すごくいいなって思ったのは ツイートの内容はなんでもいい というところでした。

ハッシュタグさえついていればポイントになるから、本当に好きなことをツイートできるのが魅力です。それゆえ、なんの関係もないことをツイートできるというのもありますけれど、それが欠点かというと "そうでもない" ような気がして。 自分はまったく関係ないことをハッシュタグつけてツイートすることに少なくとも今のところは抵抗を覚えてしなかったですけど、少なくともポイント獲得のためにハッシュタグをつけるということは、そのアイドルが好きということであって。

そんな わざわざつけてくれる というところからも、そのグループの人気度って測れるのかもしれないなって、ハッシュタグをつけて懸命にたくさんツイートをする人たちを見て思ったりしました。

共通ハッシュタグはあってもよかった?

そんな中でひとつ、企画共通のハッシュタグもあったらよかったのかな? って思ったりして。

というのも、アイドルグループのハッシュタグだけだと、自分の好きなグループだけしか追わないんですよね。他のグループのタグも意識して検索すれば出てくるんですけど、各グループごとに独立しているし、意図して探さないと他のグループの話題が目に入ってこないのは、もったいないような心地もしました。

カラオケの鉄人・スペシャルルーム

そんな "カラオケ PR" の他にも、この企画の一環として、カラオケの鉄人 新宿歌舞伎町店 での スペシャルルーム 特設企画がありました。

特設期間は から まで、こちらも素敵な企画でした。

各グループに装飾された室内

スペシャルルームの最大の特徴は、参加している 7グループごとの専用ルーム が用意されているところ。

室内には両側面と正面の壁にメンバーのパネルが掲げられ、モニターで専用の特典映像が観られるようになっていました。 ポイントは利用者1名あたり8ポイントで、たくさんの人が利用するほど高得点が狙える仕組みです。

そして、個人的にいいなって思ったのが、各グループの楽曲を歌うと 0.1 ポイントというところでした。 点数としてすごく低いと思うのですけど、これのおかげで カラオケで 推しグループ以外の歌を歌ってもいいかな? って思いやすかった ように思います。 それはきっと一緒に部屋に入った人たちも同じで、もし歌唱ポイントが下手に多かったとしたら、そのグループの歌しか歌えない空気に支配されていたかもしれなくて。

ファン同士の交流が生まれて

そんなカラオケ・スペシャルルームで最も良かったのが ファン同士の交流が生まれた ところでした。

カラオケは1人でも楽しめるんですけど、せっかくなら仲間を募ったらポイントも加算されるし、楽しそうだし。 誰も集まらなくても1人で行けば済む話だし、もともと自分はツイッターで不特定多数に声をかけるのに慣れていたから、 行くのを決めるたびに せっかくだから周りに声をかけてみた んですよね。

さすがにこの頃、自分はさくらシンデレラを知ってから4ヶ月くらいだったのと、アイドルステージでの顔見知りも少なかったからか、 そんなに人を集めることはできなかったのですけれど。 それでも「カラオケ、一緒に行こうって言ってる人、誰だ?」みたいに思ってくれたのか、アイドルステージで声をかけてもらえる機会が増えたり、 実際にカラオケに一緒に行ってくれる人もちらほら現れてくれて嬉しい心地がしました。

推しを超えて繋がる Ring

スペシャルルーム期間の終了間際には、自分も総勢 11人の中の1人としてカラオケ参加できて、とても嬉しかったです。

集まったメンバーも、夏生のんさん推しだけでなく、桜瀬もえさん推し、星野雫さん推し、双葉みきなさん推し、渡辺栞さん推しなどなど、推しの枠を超えてみんなで楽しい時間を共有できたのがとても楽しくて。お顔は知っていた人でも、これを機に会釈を交わせるようになったりとかして、日常の楽しみもさらに膨らみました。

コラボチケットも良い感じ

そんなカラオケは、途中から発行された "コラボチケット" も素敵なアイデアな印象でした。

スペシャルルームだとどうしても、新宿に近い人しか加勢しにくいところがありましたけど、コラボチケットのおかげで首都圏に展開するカラオケの鉄人、全店からポイント合戦に加勢できるようになって。

室料割引のクーポンにもなっているから、これでずいぶん行きやすくなったんじゃないかなって思えたりして。 スペシャルルームじゃないから アイドルに興味を持っていない知り合いを誘いにくいみたいなこともない ですしね。カラオケを楽しみながら推しのアイドルや、推しのアイドルを持つ友人を応援できる機会の広がる、素敵なアイデアに感じました。

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カラオケの鉄人は、さくらシンデレラの応援に絞って

そんなカラオケの鉄人でしたけれど、自分は "さくらシンデレラ" に的を絞って応援することにしました。

なかなか頻繁に行ける距離ではなかったので、交互に応援みたいにしてもポイント的にあまり貢献できないかなって思って、さくらシンデレラだけに加勢です。 最終的には の6回スペシャルルームを、それと に通常ルームをコラボチケットで1回、 利用するかたちになりました。

ほんとはもっと訪れたかったのですけど、期間中に新宿アイドルステージで "コールに力を入れすぎて声が出なくなる" という自分の失態により、カラオケに行けなくなる事態になりまして。 全く声が出ないのにカラオケ店の受付にいくというのもビジュアル的に変よね、というのもありましたけど、やっぱり声が出ないのにカラオケ室内にこもるというのは想像するにしんどそうで。

そんな感じだったのでなおさら、少ない機会をさくらシンデレラに専念しておいたのは、中途半端にならずに済んで良かったような気がします。

小鳥遊七星、生誕祭

そうやって応援していく中で訪れた に、さくらシンデレラと 24o’clock の兼任メンバーである 小鳥遊七星 さんの生誕祭が、秋葉原アイドルステージで行われました。

小鳥遊さんは新宿アイドルステージで公演することが多かったのもあって、これまで自分が彼女の公演を見る機会は少なかったのですけれど、ブログに綴られる言葉に気持ちをまっすぐに感じて。それはときに荒々しくて耳に痛かったりもしたのですけど、素直でまっすぐな、そんなブログが心に残って。気がつけばいつの間にか、公演を観る機会が巡るのを心の中で楽しみにしていたんですよね。

それがいよいよ巡ってきて、これは絶対に観なければならない、そう思って訪れた小鳥遊さんの生誕祭で彼女の世界に完璧に魅了されました。

歌もそうだし、ステージもそう、最初から最後まで美しく創り上げられた舞台にすっかり感動してしまって、小鳥遊さんを応援できる具体的な場所をそこから探し始めたりしたり。

24o’clock

とはいえ、さくらシンデレラには大事な想いを託した推しがいらして、どちらがいいとか、誰が1番だとか、そういう次元のものではもはやなくて。 難しいですけど、ほんとにほんのちょっとした大切な出来事が縁を繋いで離さないのですよね。

そう思ったときに 24o’clock という存在が心に浮かんで。 自分にとって初めてのニコファーレ公演で観た 24o’clock のカッコ良さは気になっていたのですよね。そこに所属する小鳥遊さん、そんな彼女を心置きなく推せる今の舞台が 24o’clock でした。

なんにしても、推しという文化もなかなか難しいな…って感じるひとときでした。

お披露目ライブ

そうして、さくらシンデレラも応援したいし、24o’clock も応援したいしとなったとき、かといって全部で両方を応援するには自分の力的には無理があって。 それなら、カラオケはさくらシンデレラだけでも、せめてライブ系は両方を応援しようということに決めて、その間も無くの のお披露目ライブは、さくらシンデレラと 24o’clock の両方を観ることにしました。

お披露目ライブは参加すると6ポイントなので、そこそこ大きく貢献できるはずですしね。

さくらシンデレラ

さくらシンデレラのライブを、アイドルステージやニコファーレ以外で観るのはこのときが初めてだったんですけど、こういう特別な舞台はやっぱりメンバーみんなの表情がいつも以上にキラキラして見えて良いものですね。 それにつられてステージも楽しさが増して、観にきて良かったなって思える心地でした。

そうそう、メンバーだけでなく観にくる側もみんな普段以上にキラキラして見える気がして、そんなところも心に残って、とても楽しいひとときでした。

24o’clock

24o’clock のライブは、自分はまだニコファーレ公演でしか観たことがなかったのですけど、改めてこうして観る機会に恵まれて、その凄さがとても心に残りました。 登場のなんとも心が湧く感じ、そして歌も迫力があって、特に 24o’clock オリジナル楽曲はグループにとても似合う格好良さが魅力の曲で。

独立した派生グループ

24o’clock って新宿アイドルステージをメインに活動するメンバーが多い印象で、そんなメンバーたちにゆっくり注目できる良い機会になったのも嬉しい出来事だったのですけど、 それ以上に自分の中で大きかったのは 24o’clock に向ける意識の変化 でした。

言葉では「別ユニット」と聞いて理解していたつもりだったんですけど、おなじみの兼任メンバーが多かったせいか頭のどこかでは TiARA とかみたいな グループ分けの一環みたいに捉えていた節があって、そんな目線で派生グループを捉えていたのですけど。 外の舞台でこうやって完全に別枠で 24o’clock という存在を観て、ようやく派生グループの位置付けを理解できた心地がしました。

週間の順位発表

そうして、さくらシンデレラも 24o’clock も応援したい気持ちが高まる中で迎えた に、極アツ★アイドル企画の暫定順位が発表されました。

2018/09/05

突如に為された中間報告、 の時点では1位が 24o’clock で、2位がさくらシンデレラでした。 いわゆる身内の2グループでトップを占めるという知らせにさくらシンデレラ界隈が大きく湧き上がった印象でしたけど、特に 24o’clock 界隈の盛り上がりはすごかったように感じて。

さくらシンデレラと競うことになってどこまで票を伸ばせるか、それはさくらシンデレラ側も同じ心地なのですけれど、24o’clock は派生という立場でもあり、生まれて間もないグループもあり、 参加する7グループの中でどこまで競い合えるか、そんな不安がファンにもグループそのものにもあったんじゃないかと思うのですけど、中間発表1位の知らせをきっかけにして優勝も夢じゃない感が界隈に一気に広がったように見えました。

2018/09/12

それから毎週報告される中間発表、さくらシンデレラは上位ランキングから姿を消して、界隈に悲壮感が漂ったような心地がしたりして。 それでも4位につけてる可能性は十分にあって、ここからどこまで巻き返せるか、自分の推し界隈も水面下で、熱くなって些か摩擦は生まれたりしつつも落ち着いて、互いにできることを見つけながら団結力を強めていったのはこのころだった気がします。 そういう観点で振り返ってみれば、この日の中間報告はさくらシンデレラ界隈にとって貴重な1日だったようにも感じられました。

対して 24o’clock は1位をキープして、嬉しさで湧き上がる反面、メンバーたちはその重圧を強く感じているようにも感じられて。始まって間もないグループなのと、ファンもさくらシンデレラと兼務している人が多い都合、ライブの動員数が最大の弱点と捉えているようで、その影響をどこまで抑えられるか、そのために自分たちにできることはないか、ポイントの大きいグランプリライブでみんなの頑張りを無に帰してしまわないか、そんな想いの伝わる緊張感。

カラオケの帰りに立ち寄った新宿アイドルステージで直にそんな不安に触れたりもして、さくらシンデレラとの狭間で思うように応援できない自分自身にももどかしさを感じてみたりしながら、この頃を過ごしていました。

2018/09/18

そして次の中間報告、さくらシンデレラが3位に返り咲いて、界隈に希望が再び生まれた心地がしました。まだ1位を狙えるという前向きな気持ちと、2位を捉えるという目標と。もちろん1位をという気概も周囲で湧きながら、自分的には2位を狙うにしても1位を狙うにしても 自分にできることは同じかな という気持ちで、自分は引き続き自分の好きなカラオケ方面を中心に応援を続けることにしました。

とはいえ、このころもまだ自分の先日にコールのしすぎで出なくなった声が治らず、思うように応援できないもどかしさを抱えながら。 前回の中間発表で勢いづいた少年サンデー票獲得部隊に、せめてもの加勢をしながら移り行く状況を見守ります。

24o’clock は首位をキープ

24o’clock は、苦手とされるライブを1つ終えての中間発表というのもあって、ハラハラしながら結果を待っていたのですけど、見事に1位をキープしてくれていてホッとしました。

そう、24o’clock のライブ動員数はさくらシンデレラと比べてやっぱり少ない印象だったんですけど、代わりにファンが普段から見せる下支え、本当にすごかったんですよね。 さくらシンデレラのスペシャルルームに行くと毎回、お隣の 24o’clock スペシャルルームにも必ず誰かがいらして。新宿アイドルステージを訪れたときも、ファンのみんなが一丸となって少年サンデーの応募準備に勤しんでいて。

あんな姿を見せつけられたら、メンバーもきっと腹を括って1位を取るしか道がないような、当事者ではないのでわからないけれど、ともすると逃げ出したさを感じるくらい相当な重圧だったんじゃないかなって想像してみたりして。

2018/09/25

続く中間発表は前回と引き続き同じ順位で、油断はできないもののいよいよ優勝候補が定まってきた印象がして。カラオケの鉄人コラボイベントのカラオケオフ会もひと通り終わって、順位アップを狙っていくには、最後のグランプリライブに期待をかけるもそうなのですけど、 それまでにできることは残り少なくなってきました。

自分は声がひとまず出せるようになってきたので、残りわずかとなったスペシャルルームを利用すべく予約を取ってヒトカラしたり、YouTube 動画組や少年サンデー組も最後の追い込みをかけてみたり。自分には目に見えたポイントを直接稼ぐ力がなかったから、せめて少しでも味方の数が増えてくれるようにと思って、周りに「せっかくだから特設ルームに行ってみて!」って声をかけてみたりとか、出来ることを探しながら。

なんにしても率直な感想、長期戦すぎて この頃合いはかなりしんどかった。

2018/10/03

そしていよいよ、最後の中間発表。

前回の中間発表と同じく、首位に 24o’clock がつけ、さくらシンデレラは第3位をキープしていました。優勝候補はおおよそこの3チームに定まった印象で、いよいよ残すところグランプリライブだけとなりました。

グランプリライブだけとは言っても、その観覧ポイントが 15 ポイントと大きくて、トップ3につけたグループに限らず順位を大きく変える可能性は大いにあって。 加えてさくらシンデレラと 24o’clock の場合、これまで両方のライブを観てこれたのが、対バン形式のグランプリライブではそうもいかなくて、アイドルステージに集うみんなの票が分散してしまうところも、計り知れないこわさを感じるところでした。

水面下で動くグループ

そんなグランプリライブまでの間、こうやって中間発表が出されるたびに応援の仕方を考えていくみんなの行動も心に残りました。

ファンの間では、推し仲間の LINE を通じて、どういう手を打つのがふさわしいかを考えたり、応援を呼びかけたり、手伝いを求めたり表明したり、カラオケの予定を立てて参加者を募ったり、アイドルな方々を直接勇気づけたり、頑張ってる姿勢を見せて応援に代えたり。ときに摩擦を生じたりしながらも、願いは一緒で、それぞれの信念で出来ることを探してグループを応援していく姿がとても印象的でした。

こういう景色、今回こうやって自分なりに応援に力を注いでしていなかったら気づかなかったのかもしれないなって思ったりすると、こうやって振り返ってみたときに、開幕から応援できてよかったなって思える心地がしました。

少年サンデー

今回の極アツ★アイドル企画のひとつだった、少年サンデーに付いている応募券を集めて応募する投票は、関東圏を超えたみんなが参加しやすいものだったように感じます。

普段から買っている人もそうだし、今回を機に買った人もいて。手頃なところは1冊から、余裕のある人は数冊だったりまとめて箱買いしたり、または応募を手伝ったり。それぞれが出来ることを探して協力しやすかったのも良かった印象でした。

あともしかして、マンガ週刊誌ってかさばる上に重いところも良かったのかもしれなくて。箱買いしたものの持ち帰るどころか運ぶのさえも難しいから、みんなで運ぶのを手伝ったりして。自然と協力し合える機会が持てたのが、その後にアイドルステージに伺ってお会いしたときに普通に挨拶できるようになってて、アイドルな方々だけでなくファンのみんなにも会える楽しみにも繋がったように感じます。

動画再生回数ランキング

他にも YouTube で 極アツ★ポイント対象動画 が公開されて、この高評価数に応じて各グループにポイントが入る企画が開催されました。

こちらも、見つけては周りに告知して広めてくれたり、他グループの動向を窺って足りなければ知り合いに高評価をお願いしたり、ときには YouTube アカウントの作り方を知り合いに教えて票を増やしてくれたりしたり。インターネットで参加しやすい舞台もあってか、高評価総数の増減に一喜一憂、思う以上にしんどい現場な印象でした。

リリースイベントという舞台

それ以外にも、極アツ★アイドル 2018 公式の舞台ではないのですけど、さくらシンデレラが開催していた CD リリースイベントも大切な機会になっていた印象でした。

特にさくらシンデレラは、いったん暫定ランク外になった頃があって、そのときにリリースイベントに積極的に参加していた人たちが、特典で得た大切な3分トークの時間を使ってアイドルのみんなを励ましてくれてたみたいで。そういう応援の仕方、すごく素敵だなーって感じて感謝の思いでした。

関東圏ではない人たちの葛藤

そして、そんなアイドルステージやカラオケの鉄人に足を運べる距離にない人たちにも、みんなの頑張りは伝わっていて。 何かできないかとできることを探して葛藤する姿も、すごく心に残りました。それを受けて東京近郊の人たちも、頼めることを探してお願いをして。

そんな思いが、関わってなかったら窺い知れない世界で広がっていて。その温かさに触れられたことも、自分にとってとても貴重な体験でした。

応援ライブ

その表では、お披露目ライブに続いて に開催された応援ライブも、引き続きみんなの応援が暖かくて楽しい日になりました。

この日の記憶として残ってるのは、会場入りするときの一階のエレベーターでお会いした 24o’clock を応援していた人の姿。なにやら友人を誘って待ち合わせていたみたいな印象で、合流してはざっくり説明して待機列へと向かう姿に、もしかして懸念されているライブ動員不足を補おうと声をかけたのかな?って思うと、こういうのいいなって感じてほのぼの心地でした。

24o’clock

応援ライブは 24o’clock の手番が先で、まずはそちらからの観覧でしたけれど、さすが中間1位というのもあってか気合十分、格好良さがいっそう引き立つ素敵なステージに酔いしれてました。

さくらシンデレラ

上位3グループへの返り咲きを狙うさくらシンデレラは 極アツ★アイドル企画ならではの秘策を引っさげての登場で。

少年サンデーさんも参加している企画だからと名探偵コナン風衣装を全員お揃いで臨むところに、さくらシンデレラらしい大胆さとお茶目さを合わせて感じるようでした。 そしてこの日が図らずとも、自分にとっての典型的な特殊衣装の公演を眺める初めての機会にもなって新鮮でした。

物販に初参加

そして今回はライブの後の物販会にも初めて参加してみることにして。

もっとも、そちらにも何となく興味が湧いてきたのもあるけれど、今回は物販中にも販売される少年サンデーの購入組が人手を欲しがっていた理由も大きくて。その半々な気持ちでお邪魔してみることにしたのですけど、こちらはまた今まで観てきたアイドルステージの景色と違って、外征ステージを終えた後の称え合う的な空気感が新鮮でした。

そんな珍しい自分を見つけて嬉しそうに歓迎してくれる夏生さんの存在が、特に心に残るひとときでもあって。ちなみにこの日の自分は、その週の頭に声の出しすぎで喋ることさえ満足にできない有様だったのですけど、そんなときでも上手に心を配ってくれる推しという存在のありがたみみたいなものも改めて感じる1日でした。きっと他のファンのみんなも、それぞれの推しからそういう心配りをされて過ごしているのでしょうね。

カラオケオフ会

運営側もいよいよ追い込みをかけて、さくらシンデレラも 24o’clock も、動員ポイントの高い自主イベント・オフ会を開催して。

どちらもカラオケオフ会で、応援ライブが明けてすぐの日曜と祝日、そしてその次の土日の4日間に分けて企画されました。 どの日もさくらシンデレラと 24o’clock の連続開催です。その中の自分は、最初の祝日と次の土曜日の2日間、両グループのオフ会に参加することができました。

ふんだんに感じる心遣い

最初の日は喉を痛めてから2週間ほど先の予定だったから、あわよくば歌えるようになってるかなって思ったんですけど、そもそも喋ることさえままならない状況でした。

そんな初日は、さくらシンデレラな夏生さんの "みんなに楽しんでもらおう" とする心意気をいつもながらに感じたりとか、声が出せない自分を気遣ってくれたりだとか、そんな様子が心に残る1日でした。夏生さんはいつもさりげなく上手に、心の届く距離感を取ってくれる印象がして。

24o’clock も、小鳥遊さんがすごく嬉しそうに招き入れてくれたのが心に残るひとときでした。声が出せない自分を気遣いながらも「せっかくだから1曲いっしょに歌おう」って促してくれて、おかげさまで歌うことなく終わらずに済んだカラオケオフ会、素敵な記念になったりとかして。

距離感も素敵

そんなこの日は、これまであまりお話しできる機会の巡らなかった藤咲さんや紫乃崎さんとも話す機会に恵まれたりして。オフ会の距離感、すごくいいなって感じたりしながら。

そういう 間近で心遣いに触れられる、そんなところがとても印象的なひとときでした。ほんと、アイドルな方々の「みんなに楽しい時間を過ごしてもらいたい」という想いの強さは、もはや尊敬の念を抱くばかりで。

声はやっぱりまともに出なかったけれど、それでも居合わせたアイドルな方々もファンのみんなも、暖かく見守ってくれていた姿はこの日の嬉しい思い出になりました。

カラオケオフ会、思い出がたくさん

オフ会の2週目も。さすがに喉を痛めた3週間先なら喉が治るかなって思っていたのですけど完治せず、かろうじて歌えたらいいなくらいの調子で臨んだオフ会でした。

さくらシンデレラ

夏生さんは前日に体調を崩して万全には遠いはずなのに、相変わらずにみんなに心を配る姿が印象的で。ちょっとしたステージのあるカラオケルームで、夏生さんとそんなステージに立って歌えたのもまた素敵な機会で。そしてそんなステージから見渡す景色、視界に映るその場に居合わせたみんなの姿、とびっきりの笑顔を向ける南さんの姿、もはや全てが掛け替えのない体験でした。

24o’clock

そして 24o’clock の方は、小鳥遊さんがお休みだったのですけれど。それを気遣ってくれたスタッフの寺島さん、そしてメンバーの藤咲さんと特に紫乃崎さんのひとりぼっちにならないように心遣ってくれてる感をたっぷり感じることができたのが、何より嬉しいひとときでした。

普段なにかと『推しがいること』を大事にされがちな気がしますけど、居なければまた違った景色が見えてくるの、そういうところも個人的には好きなんですよね。グループのみんながそうやって他のメンバーやファンのみんなを支えてくれてる、だからこそ居て楽しい空間が描かれているんだろうなって感じたりして。

特にこの日は藤咲さんが、最後の最後のお別れ際に日頃の応援への感謝を伝えに話しかけにきてくれて、そのときのすごく思い切って話しかけてくれたような心地が、今でも心に鮮明に残っていたりとかして。

グランプリライブ

そうこうしながら、いよいよ迎えた のグランプリライブ。ベルエポック美容専門学校 での開催です。

これまでのイベントの中で最も獲得ポイントの高いライブで、アイドル本来の活躍の場でもあるはずだから、それだけ実力が反映しやすい場所とも言えて。さくらシンデレラがここでどこまで票を獲得できるか、そして生まれたてで動員力が弱点と分析される 24o’clock が逃げ切ることができるのか、そんな2つのハラハラ感を抱えながら迎えた当日でした。

お気に入り3グループを選ぶスタイル

グランプリライブは対バン形式だったから、投票は1グループしか選べないと思って悩ましいところだったのですけど、当日は良かったと思う3グループを選ぶ形式の投票でした。

これもすごくいいなって思って。これまでの投票はグループ毎に独立していたのもあって、推しのグループに偏って参加することになりがちだったと思うんですよね。最後の最後は対バン形式で推しじゃないグループも観覧できる機会になっていて。それでも投票が1票までだったとしたら推しグループに偏ってしまうと思うのですけど、3票あればきっと残り2票はしっかり迷えるはず。そうなればより逆転劇も起きやすくなるし、推し以外の良さ探しにも意識が向くし、最後の最後で全部を巻き込んだ一体感が生まれた心地が、特別な決戦っぽくて理想的に思えました。

グランプリライブ、観覧

そういえば、対バン形式のライブは自分はこれが初めてな気がして、そういう観点でも新鮮で楽しいひとときでした。

同じエリアにいろんなグループのファンが集うのも、なかなか楽しいものですね。他のグループの初めて聴く楽曲にもサイリウムやコールで盛り上げようとしてくれる人が目に入ったりとか、推しのグループが登場するときは最前列を譲り合ったり、そういう景色も観ていて微笑ましかったです。

そんな対バンライブで感じた感想を、いくつかのグループについて綴ってみます。

さくらシンデレラ

さくらシンデレラは、近くに披露したばかりの新曲「ハロウィンモンスター」を提げて、ハロウィンモンスター衣装で臨む、さくらシンデレラらしさで溢れるステージでした。

ハロウィンモンスターは発表されて間もない新曲だったからコールが定まっていないところがあって、ファンのみんながどう盛り上げたらいいかをリアルタイムに手探りしながらみたいになっていたのが印象的で、他のグループのファンにはどう映ったんだろうみたいに思ったりしながら眺めてましたけど、そんなところも含めて楽しい心地がしました。あとで番組を観た印象ではコールの有無に関係なく楽曲そのもので湧ける、そんな仕上がりに映って安心しました。

オープニングもポップなものが選ばれていて、最初の "ほしがりガール" はお馴染みの曲だけあってコールも満開、最後 ZARD の "負けないで" のカバーは姉妹グループ イチゴゼロ のおかげでコールも安定感があった気がして、選曲も含めていつものアイドルステージにみたいに朗らかにライブを楽しめる感じは、さすがのさくらシンデレラでした。

24o’clock

24o’clock も気合十分、衣装もまさに暫定1位の貫禄で、そのまま首位で駆け抜ける気概を感じたりして、衣装の力みたいなものを感じたりしながら。

お馴染みの力強いバラード "涙" に始まり、力強くロックな "Crazy Game" で魅せつけてきて。しっとり入って、コールで湧いて、最高潮の盛り上がりで駆け抜ける…と思ったら、最後の最後にほんの少しだけ、布袋寅泰さんの "スリル" を原曲キーで入れ込んできて。

アレンジされたカバー曲のスリルを幾度か聴いていたから、思わず舞い込む原曲キー、そして歌いにくそうにしているメンバーの姿に「あれ…? あれあれ…?」っと違和感を覚えてみたりしながら。でもあのほんの少しのパートを歌ってフェードアウトするところ、すごく上手に思ったりして。

格好良さと茶目っ気が同居する、素敵グループ

ステージが終わった後にメンバーみんなで楽しそうに「キーが合わない!って言いながら〜」と楽しそうにしているのを見て、この1位を掴み取らなければいけない大事な場面でもそうやってやりたいことを貫く度胸みたいなところ、そういうところが 24o’clock のお茶目さのように感じます。

しかしほんと、生まれて間もない 24o’clock の2曲の持ち歌、"Crazy Game" と "涙" って、バラードとロックな感じで色味が大きく違うのに、どちらも力強さがあって感動を誘う、そんな緩急と言ったらいいのかなんといったらいいのか、そんなところが 24o’clock のすごいところに思えます。この日も、ものすごくカッコよかった。

RHYMEBERRY

もうひとグループ、自分の心に残ったのは RHYMEBERRY でした。

ふんわりかつ壮大に始まって、そこから始まるラップが明るく楽しそうで、心地の良い開幕でした。メンバーみんなの声がはっきり届いてきたのも好印象でした。 グランプリライブの一番手で、メンバーもファンのみんなも会場の雰囲気を掴むのが難しかったかもしれないのに、良い感じに会場のみんなを温めてくれた気がします。

ラップに馴染みの薄かった自分は、RHYMEBERRY に「ラップってこんなに楽しいんだなー」って思わせてくれて。投票するならこのグループかなって思いながら眺めてました。

慣れれば平気。か、わからないけれど

そんな楽しさで溢れるライブだったのですけど、ひとつだけ。 こういう対バンライブに不慣れだった自分が不満を覚えた出来事があって、それは最後のグループを観覧していたときのことでした。

自分は中央よりは後ろの方に立って観覧していたのですけど。途中の曲で左右に大きく流れる振り付けの場面があって、それに合わせて観覧側も立ち位置を左右に流れるように動いてきて。押してくる隣の人に少し不快な心地を覚えたのですけど、途中でさらには自分を押し退けて、大きな輪をつくって回り始めて。足元の荷物もどかす隙もなくお構いなしに蹴散らされて散乱、慌てて掻き集めつつ隅に避難したけれど、帰ってみたら拾い損ねたものがあって紛失していて。

その後、知り合いのアイドルグループを観に行ったとき、小さな輪を作って楽しそうに回る知り合いの姿が嬉しそうにも感じたりしたから、今回は初めての出来事で戸惑っただけかもしれないけれど。他にも今回、カーディガンか何かが巻き添えになって踏みくちゃになってるのを慌てて拾う人もいらして、その人が嫌な気分をしたか楽しかったかはわからないけれど、とりあえずこの日の自分は「このグループへの投票はないな」と思いながら、このグループのライブが終わるのを隅っこで待っていました。

とりあえず、普段みたいに自分のペースでほのぼの観られるライブがいいなと思ったりしながら。

ほのぼのとした出来事も

総じてみれば、気になったのはそれだけで明らかに楽しいライブだったのですけど、もうひとつ、とても微笑ましい景色があって。

それは、そこに集うみんなと比べて明らかにさらに Higher なご高齢の夫婦とみられる方々がいらして、しかもまさかの最前列に。少し dangerous なほど燃えるのか、まともなままじゃきっとたどり着けはしないと思ったか、まさしく take a risk 保証はいらないみたいな感じで、その勇敢な様にハラハラ半分、微笑ましさ半分、ついつい気にして見守ってしまう、そんな微笑ましい出来事でした。 もしかすると彼らは自身を I'm perfection と信じて止まなかったのかもしれない。

様子を窺うに、放課後プリンセスのライブに妙に関心を示してらしたからそちらのご親族かと思ってたのですけど、後で思うにもしかして 24o’clock のご親族だったりするのかなって思ったりとか。 そんな様子を、他にも気にして見守ってくれている人がいらして、貼るとなんか笑いばなし仕立てになってしまうのですけど、心遣いと微笑ましさが伝わってくる大好きツイートなので強行添付しておきますね。ありがとうございました。

でも今回に限っては、最前こそが安全地帯だったかもしれない。

決着のとき

そうしてライブも無事に終わって、そのまま投票時間になりました。

投票は直前になってかなり悩んで。というのもこれまでメインでさくらシンデレラを応援してきた気持ちだったから今回もそうしようと思っていたのですけど、この日の 24o’clock が最高に格好良くて、それに心を揺さぶられた心地で。でも、もしここで気持ちを変えて、結果もし両グループとも1位を逃したとしたら後悔しそうだったので、どんな結果でも受け入れられる気がする、さくらシンデレラを1番に、投票することに決めました。

それにはもうひとつ、理由があって。

今回は3票を入れられるようになっていたから、推しグループ以外の票という存在もあったんですよね。絶対的に推してたはずのさくらシンデレラへの票と照らして悩むくらいなら、2番、3番、推し以外のグループとして、きっと 24o’clock を選んでくれる人たちも多いんじゃないかなって思ったりして。それを信じて、つまりは 24o’clock を信じて、矛盾するかもしれないけれど自分はさくらシンデレラを1番に選んで投票しました。できることなら両方を1番にしたかったけれど、そればかりは贅沢な希望ね。

堂々の 24o’clock 優勝

そうして間も無く迎えた、結果発表。

結果は、堂々の 24o’clock の優勝でした。これまでの 24o’clock のメンバーやファンの頑張りを目の当たりにしてきて、それが報われる瞬間を迎えて。 期待通りの嬉しさと、素直に喜びきれないもどかしさ、これまでやこの日そのものを振り返ってみたときの応援が半端にならざるを得なかった心残り。

そういった複雑な気持ちが同居して、素直に嬉しいのに、素直に喜べない、そんなもどかしさに包まれてました。

しかし、どっちを見たら良いのか分からない

24o’clock の優勝は素直に嬉しくて、小鳥遊さんの喜ぶ姿に嬉しさ極まる心地なのに。かたや少し隣に視線を向ければ夏生さんの表情が目に飛び込んできて、まっすぐ直視できなくて。 この日を終えた後も、さくらシンデレラ側のメンバーから「一緒に悲しんでくれてありがとう」って綴られたツイートを見るたび、24o’clock の優勝を喜んでいた自分に中途半端な心地を抱えたりして。

どうせなら素直に、喜びや悲しみのどちらかだけを味わいたかった気もしたけれど、それは単に自分が楽な方を選びたいだけね。時間が経った今となっては、そんな風に思えたりして。

24o’clock 応援団の格好良さたるや

しかしほんと、思い返すほどに 24o’clock の応援団?は格好よかった。

カラオケもスペシャルルームに自分が訪れるたびに必ず大勢でいらしたし、少年サンデーも新宿アイドルステージでせっせと応募ハガキ作成に勤しんでるし。ライブも友達を誘って待ち合わせてらしたり。そしてそんな頑張る姿を、メンバーのみんなにも伝わるようにみせるのよね。まるで「頑張ってね、応援してるから」って言わんばかりに。

それが重たいプレッシャーになって、ひいてはメンバーみんなの実力(気迫)を大きく底上げしたんじゃないかなって、あの応援側が見せる本気は格好良くて仕方なかったです。

そんな応援団の中でも、何かとすれ違う機会の多かった人が、グランプリライブの直前に高熱を出されてて心配していたのですけど、当日、会場までいらしている姿を見つけて嬉しくなってみたりとかして。グランプリライブも優勝の瞬間も、ちゃんと見届けられたとのことでホッとして。24o’clock の優勝も含めて、そんな応援団の頑張りも全部、素敵な景色をたっぷりみさせてもらえて幸福でした。

当日のライブの様子

そんな、グランプリライブ当日の様子は、その後に続けて開催された 24o’clock をゲストに迎えた公開収録の回も合わせて AbemaTV にアーカイブが保存されているようなので、見れる人は眺めてみると楽しいかもしれないです。

それから繋がる次の道のり

そうして幕を閉じた、2ヶ月間に渡って繰り広げられた極アツ★アイドル 2018 企画ですけど、その成果は頑張った分にふさわしい優勝以上のものをもたらしてくれたように感じます。

ファン同士の交流が深まる機会

ファン界隈の目線では、何よりもファン同士の交流が深まる機会になって。

長い期間で、イベントの幅も広かったから、それぞれだけで駆け抜けるには限界があって。だからこそ、得意分野に自然に分かれて、それぞれが自然と中心に立ってみんなの協力を仰いでみたり。そうしているうちに顔見知りのファンが増えてきて、アイドルステージに行けば見かけてご挨拶、そんな流れが日増しに増えていきました。それにはアイドルステージという場所も重要で、毎日みんなと集えることにすごく支えられてた、そんな印象。

アイドルステージに伺うのがどんどん楽しくなって、ほんとにいいイベントだなーって感じながら過ごしてました。

想像以上に広がる、活躍の舞台

もうひとつの嬉しい出来事は、アイドルな方々の活躍の場が想像以上に膨らんだことでした。

それは優勝した 24o’clock だけにとどまらなくて、"熱量カラオケ自己 SHOW カイ!" から見事な楽しさを振りまいてくれたさくらシンデレラにとってもそうで。

極アツの称号を与えられたアイドルが「矢口真里の火曜 The NIGHT」に出演できたのはもちろん、あくまで自分の想像の域を抜けないけれど、その後に実現したさくらシンデレラの White Magic Love メジャーデビューも、24o’clock の Crazy Game メジャーデビューも、他にも矢口真里さんの番組に桜瀬もえさんがお呼ばれしたり、24o’clock の新たなコラボ企画 24o'clock×カラオケの鉄人×UNIVERSAL MUSIC が実現したり。

こういったのもきっと、極アツ★アイドル 2018 を全力で臨んだ 24o’clock とさくらシンデレラだからこそ、摑み取れた機会なのかなって思うと嬉しい心地がして。

極アツ★アイドル 2018、素敵な企画

そんな感じで、全日程を終えて久しい極アツ★アイドル 2018、その跡は今もしっかりアイドルな方々に刻まれているように感じて。

今にこうして思い返しても、すごく長くて、アイドルな方々の頑張りの大きさを実感させられる心地がして、お疲れ様でしたって、みんなに伝えたい気持ちになってきますね。おかげさまで自分も楽しい思い出がたくさんできたし、考えさせられることもたくさんあって、そんな機会に参加できてよかったです。

願わくば、ぜんぜんチープな願いですけど、この期間中に自分の都合で声が出なかった無念のカラオケオフ会。またいつかのファン感謝祭みたいなイベントで開催されたら嬉しいなって思ったりしながら、今回の極アツ★アイドル 2018 の振り返りはここで幕を引いておこうと思います。

24o’clock に携わった方々、さくらシンデレラに携わった方々、他のアイドルグループの方々、少年サンデーさん、カラオケの鉄人さん、矢口真里さん、岡野陽一さん、この極アツ★アイドル 2018 の成功に携わってくださった皆様、どうもありがとうございました。これからの益々の活躍も、とても楽しみにしてますね。